田口茂の作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 現象学という思考 ──〈自明なもの〉の知へ
    自明なもの、時間、自我、他者など、改めて考えてみると正体が掴めなくなるものについて、専門的な学術用語は極力使わずに説明している。当たり前の根底にある現象を正確に捉えようとしたとき、何が言えるかについて丁寧に向き合っている。
    めちゃくちゃ難しいことを扱っているはずなのに、読んだ後わかった気にさせられる...続きを読む
  • 〈現実〉とは何か ──数学・哲学から始まる世界像の転換
    読むことができて、本当によかった。
    現実とは何か。これまで、考えても全然整理できた気がしなかった。なんとなくそれ自体に本質的なところがあるだろうと予感は感じながら。
    定まり、それと同時に解体されていく。見ることで見え、また見えなくなる。普遍は一つの動きから得られるが、無数で入れ子である。
    あらためて...続きを読む
  • 〈現実〉とは何か ──数学・哲学から始まる世界像の転換
    『『維摩経』を読む』を読みながら読んだ(たまたま)が、理論と現実との往還と向上と向下のくだりなど、いろいろ共通する考えがあるように思う。
    現象学と圏論に共通する発想があるとは思ってもみなかったが、興味深い。時期をおいてまた読み直してみようと思う。
  • 現象学という思考 ──〈自明なもの〉の知へ
    20世紀以降の哲学を学ぶにあたっては、現象学をしらないと始まらないのだが、これが苦手で、フッサールとか1パラグラフもわからない。解説書を読んでも、最初のほうはわかるのだが、だいたい20〜30ページ読んだところでギブアップしていまうことが多い。(それでも、残りをざっと速読するのだけど)

    そんな感じで...続きを読む
  • 現象学という思考 ──〈自明なもの〉の知へ
    「フッサールと筆者の共同作業」と著者が語っているように、フッサールの思想を著者みずから歩みなおし、著者自身のことばで語りなおした本です。「本質直観」や「超越論的主観性」といった現象学の用語についても、フッサールの難解な議論を参照するのではなく、著者自身の解釈がわかりやすいことばで語られています。

    ...続きを読む

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