アレックス・ハッチンソンの作品一覧
「アレックス・ハッチンソン」の「限界は何が決めるのか? 持久系アスリートのための耐久力(エンデュアランス)の科学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「アレックス・ハッチンソン」の「限界は何が決めるのか? 持久系アスリートのための耐久力(エンデュアランス)の科学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
持久系アスリートの限界は何によって決まるのか、スポーツ医学や生理学など最先端の学問的知見を通じて徹底的に追求した本。著者自身が1500メートルのオリンピック代表候補にもなったアスリートであり、ケンブリッジで物理学の博士号の持ち主ということもあり、読み物でありながら科学的な知見・考察の解説にも妥協がなく、まれに見る良書となっている。
限界を決めるのは肉体なのか精神力(脳)なのか。科学者が巧妙な実験を繰り返し、今では多くのことが明らかになっている。著者はその一つ一つをあらゆる角度から考察し、エピソードを交えながら読者に解き明かしてくれるが、にもかかわらずその答えは単純には導き出せない。
ひとつ
Posted by ブクログ
とても面白いのだけれど、とても読みにくい。読み切るのに非常に時間がかかった。事例の紹介で複数の選手や研究が出てきて、行ったり来たりするからかな。
過去の研究成果を時間に沿ってたどっており、経緯を把握して次の研究結果を学んでいくので、理解はできる。ただ、結局どうなんだ、というのが最後までわからないように感じた。
執筆時点でわかっていることがわかった、という理解。
ナイキ社のマラソン2時間切りプロジェクト、Breaking2に関する記述はとても筆が走っており、読んでいるとまるで現地にいるような興奮を覚える。読み終わって「ふー」と息を吐くような感じ。