小山聡子の作品一覧

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作品一覧

2023/03/09更新

ユーザーレビュー

  • もののけの日本史 死霊、幽霊、妖怪の1000年
    冒頭、藤原道長の「この世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」を引用し、著者はこう言う。「これほどまでに栄華を極めた道長は、周囲の貴族から怨みや嫉みも大いに買っている自覚があった。その上、病気がちで精神的にも脆弱だったこともあり、非常にモノノケを恐れていたのである」(「まえがき」より)...続きを読む
  • 浄土真宗とは何か 親鸞の教えとその系譜
    『浄土真宗とは何か』
    2023年5月22日

    親鸞の生涯やその思想について、簡潔にまとまった一冊。浄土真宗の入門にふさわしい。
    本書では、親鸞以前の平安時代における密教から平安浄土教、さらには源信による臨終行儀にも触れる。浄土真宗の前夜を説明することで、親鸞の思想における矛盾への理解がしやすくなって...続きを読む
  • 浄土真宗とは何か 親鸞の教えとその系譜
    日本の仏教に求められていた現世利益をもたらす呪術的行為(加持祈祷)と『往生要集』に端を発する平安浄土教による臨終行儀に代表される自力信仰の影響は、他力本願を提唱し革新的と考えられていた親鸞とその家族、そして子孫たちに多大な影響を及ぼしていた。彼らの教義とその実際の信仰生活はまた別物であったことがよく...続きを読む
  • もののけの日本史 死霊、幽霊、妖怪の1000年
    本書の本筋ではないが、霊と遺骨の関係、墓参り、霊魂観の変化などについて言及がある。
    これらに関心のある方は、一読の価値がある。
  • もののけの日本史 死霊、幽霊、妖怪の1000年
    「もののけ」の言葉を紐解いた1冊。ぜひ派生して各年代の宗教、俗信を研究したくなった。
    コミカルな絵がもののけ好きな私には嬉しかた。
    美術にも時折解釈として触れながら進行するので、美術から見るのもののけの歴史も読んでみたい。(あるのかは知らないが)

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