自身の事をブス(※本書ではブスを『見た目を武器にできない人』と定義されている)と呼称し、ブスが顧客(男性)に対しどういった商品であれば売れる(結婚)にいたるかというあらすじから始まるこの書は読んでいて人をすごく引き付ける。
※本書のブスに私も該当していると思っているからかもしれないが(笑)
読ん
...続きを読むでいる当初は著者の半生を物語る文も多く、ある種のエッセイ本かなと思ったが、恋愛におけるセグメンテーション(市場分析例)や3C分析など”これは面白いな”と感じるフレームワークの使い方をされていてすらすらと読み進められた。
特に相手を本当に好きになれるか否かの判断基準に関して『粘膜と粘膜が接触出来るか否かを重要基準で考えることが最も合理的な判断方法なのだ。』というパワーワードには爆笑と同時に確かに戦場に出てみないとうじうじ悩んでいても仕方がないと思う納得感があった。
恋愛において戦略的に自分の長所短所を見極めトライ&エラーを繰り返している著者の姿は私の行動にも影響を与えてくれた。
是非恋愛に億劫になっていたり最近恋愛していないなと感じた人は男女問わずこの本を読んでみてほしい。