小川直之の作品一覧

「小川直之」の「日本の歳時伝承」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 日本の歳時伝承
    4.0
    1巻1,188円 (税込)
    正月のしめ飾りは本来、歳神を迎え祭る神聖な場を示し、門松は歳神が依り憑くものであった。お盆は仏教行事ではなく、実は死者・先祖と生きている親の魂祭りである――等々、現代に受け継がれる年中行事から正月、盆、さらに節分、花見、節供、花火、月見、冬至、歳暮などいまでも慣れ親しんでいる40の行事を取りあげて、その歴史的意味、多様性を明らかにする。 ※本書は2013年に(有)アーツアンドクラフツから刊行された単行本に加筆、改訂し、文庫化したものです。
  • 日本の歳時伝承

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・小川直之「日本の歳事伝承」(角川文庫)にかうある、「七草を叩く唱えごとは、嘉禎三年(一二三七)の『桶火鉢』という文献に、現在とほぼ同じ唱えごとが記されている。」(84頁)実は私のこのことを知らなかつた。大体、私自身は七草の唱へ言といふのを知らない。いや、知つてはゐる。ただし、それは知識としてであつて、決して私自身の体験の中にあるものではない。七草ナズナ唐土の鳥が日本の国に渡らぬ先に云々といふわらべ歌の歳事歌は知識としてはある。だから、「云々」の部分がストトントンとかホトホトとかになることも知つてゐる。知識だからである。しかし、その歌がどこから来たのかと思ひはするものの、それを調べることはしな

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    2018年05月20日

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