作品一覧 2022/08/05更新 銀行員は生き残れるか 試し読み フォロー 銀行員はどう生きるか 試し読み フォロー ザ・ネクストバンカー 次世代の銀行員のかたち 試し読み フォロー 証券会社がなくなる日 IFAが「株式投資」を変える 試し読み フォロー 地銀衰退の真実 試し読み フォロー 前川春雄 「奴雁」の哲学―世界危機に克った日銀総裁 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 浪川攻の作品をすべて見る
ユーザーレビュー ザ・ネクストバンカー 次世代の銀行員のかたち 浪川攻 登場人物の一人とある仕事で縁があったことをきっかけに購読。元金融機関職員として非常に興味深く読めました。 銀行とは少し立場が違うものの、元金融機関の立場としては、銀行の管理職がみんなこうだったら良いのに、という方々の連続。銀行の管理職全員に本書を読んで欲しい。それぞれどんな感想を得るのだろうか。 計...続きを読む数本位ではなく顧客本位、行動で示すだけでなく自信も成長し続ける、本部の言いなりにならない、困難から逃げない、これらあたりだけでいいはず。というかこの姿勢こそが、バンカーとしての仕事のやりがいに直結するのではなかろうか。 こう書いてみると、自分の元職時代に仕えた支店のトップの半分以上は残念な部類の方々だったなとしみじみ思い返されました(笑) Posted by ブクログ 地銀衰退の真実 未来に選ばれし金融機関 浪川攻 良書 官邸・国会で議論となるほど、どうして地銀はだめになったのか。そして、地銀が生まれ変わるヒントとして、特徴のある信金・信組の事例の紹介。 第1章~第5章:どうして地銀はだめになったのか。 ・人口減少・企業数の減少による地域経済の縮小に地銀は座して対応をしてこなかった ・アベノミクスの一旦として...続きを読む日銀当座預金の預入金利のマイナスによる収益性の悪化 ・有価証券の運用についても、経験のなさから収益につながらず ・規模のメガバンクと、再編で生き残ったコミュニティバンク(信金・信組)の間で差別化ができない地銀 ・収益が悪化することによるノルマの増大、行員の退職とさらなるノルマの積み増し ・スルガ銀行による不正と、モラルハザード 等 第6章:特徴ある信金・信組の事例の紹介 ・資金融資に加えて業務の支援を行う秋田県信用組合 ・地域おこしに力をいれる北上信用金庫 ・すべてのお客様の顔をしっているいわき信用組合 ・営業ノルマの全廃と、地域プロジェクトへの支援、塩沢信用組合 ・保育所への施設提供と地域支援を行う枚方信用金庫 ・融資に特化して業務を集中する広島市信用組合、早朝の役員会議で短期で、融資を決定 ・お菓子王国など地産地消、中小零細事業と連携する足立成和信用金庫 ・無担保、無保証のコミュニティローン、第一勧業信用組合 結論は 厳しい変化の時代を生き残るために必要な条件は「持続可能なビジネスモデルの構築」にほかならない。 どのような経営環境の下であろうと、地域金融機関の命運を握っているのは地域金融機関自らだ。 それを体現している信金・信組をみれば、それは歴然としている。 構成は以下の通りです。 第1章 地銀と信金・信組、なぜ差がついたか 第2章 相次ぐ不正と「地銀神話」の崩壊 第3章 過剰な「ノルマ主義」がもたらした歪み 第4章 地域に「選ばれし金融機関」の条件 第5章 「原点」を見失った地銀に未来はあるのか 第6章 いま注目の信金・信組はここだ 終章 地域金融に託された希望 Posted by ブクログ 証券会社がなくなる日 IFAが「株式投資」を変える 浪川攻 同じリテールビジネスの営業マンとして、自社の営業スタイルや、短期間での異動やキャリアパスなどの社内体制を考えると、野村や現在の証券業界の状況は対岸の火事ではないと感じた。 改めて顧客本意の商売(利益相反とならない、ゴールベースアプローチ、顧客の儲けに合わせたフィーで運命共同)を本気で追求し、改善して...続きを読むいかなければならない。 当社も様々な部分で幾分か良い方向に改善されつつも、顧客との関わり方については旧態依然であり、目先の契約を追うスタイルや評価体制は変化が必要だ。 そういう意味で、クリエイティブデストロイヤーが現れる事を望むと同時に、自らも自身が及ぼせる可能な範囲でそうありたいと願う。 Posted by ブクログ 証券会社がなくなる日 IFAが「株式投資」を変える 浪川攻 証券業界の理解に向けた読んだ一冊。野村證券のエースたちが退職して、日本の腐った金融業界を立て直すために動いているという話。米国証券会社のチャールズ・シュワブから始まった手数料無料化が日本の証券業界を飲み込もうとしている。これまで顧客本位と言いつつ証券会社本位の営業が限界に来ており、証券会社はどんどん...続きを読む淘汰されていくのではと。ここで思うのは、最先端の事柄を自分ごとのように受け止め変化し続けていかないと、気づかず腐っていくかもという危機感であった。新しいことすべてに反応するのは得策ではないものの、その背景を理解し危機感を持つべきかどうかの判断はする必要あるなと自戒も込めて感じる。 Posted by ブクログ ザ・ネクストバンカー 次世代の銀行員のかたち 浪川攻 ここ最近読んだビジネス書の中で一番心を打たれた一冊。付箋だらけになってしまった。高い志を忘れることなく、誇りを持って仕事を続けていきたい。お客さまのため、自分ができる最大限の努力を続けていこう。 Posted by ブクログ 浪川攻のレビューをもっと見る