作品一覧

  • 【ビジュアル解説】みんなで考える脱炭素社会
    4.5
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 気候温暖化の現状と 脱炭素へ向けた世界の取り組みをわかりやすく図解した SDGs時代の決定版ガイドブック ▼国連組織によれば、地球の気温は19世紀後半と比べて約1.1度上昇しました。日本や世界各地で、異常な熱波や干ばつ、過去に例を見ない集中豪雨や巨大な台風が増えています。こうした異常気象は気温の上昇と関係があるのではないか。そんな見方が強まっています。 ▼世界の専門家や研究者で構成する国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は、最新の報告書で「1750年ごろ以降に観測された温暖化ガスの濃度増加は、人間活動によって引き起こされたことに疑う余地はない」と断言しました。 ▼この気候変動とその深刻な影響を理解するため、本書のプロローグや第1部では、世界で起きている現実を図や写真を多用してわかりやすく解説しています。さらに第2部では、2016年11月に発効したパリ協定や2021年11月に英国グラスゴーで開かれた第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)で確認した「気温上昇を1.5度に抑える努力を追求する」との合意の実現に向けて、国や地域、企業が始めた挑戦を数多く紹介しています。これから社会の変化を掴むことができます。 ▼気候変動の原因となる温暖化ガスの排出を抑えるには、これまでの生活や経済のしくみを大胆に変えなければなりません。先進国と途上国の意見の対立もあります。資源の豊富な国と乏しい国など、各国が抱える条件も異なります。このため本書では、新しい技術の開発など積極的な取り組みだけでなく、簡単には解決できない課題や国際社会の現実にも触れています。 ▼職場で、学校で、家族で考え、行動するための1冊です。
  • 「石油」の終わり エネルギー大転換
    4.1
    1巻1,980円 (税込)
    ●100年の節目。いまエネルギーが大転換の時期にある 中東の分割が決まったサイクス・ピコ協定からおよそ100年。その間、中東は「石油」という強力な武器を持ち、地政学上も重要な地位を占めてきた。 しかし、いまや石油は昔ほどの輝きを持たない。これまで何度となく言われた「枯渇」に直面しているのではない。別のエネルギーに主役を奪われる可能性に直面しているのだ。また、人々の環境・温暖化への意識が、全体のエネルギー消費量を押し下げている。石炭が徐々に石油にとって変わられたのと同じように、いまひとつの変革が進んでいる。 ●いま何が起きているか。ファクトを積み上げた解説。 そういう大転換期に日本はどうするか。世界はどうしているか。海外企業はすでに一歩先んじて新市場の獲得に動いたり、エネルギーミックスのM&Aを仕掛けているが、日本はまだその取り組みの端緒についたばかり。 日本の商社はそのなかでもおしなべて強い。三菱商事のインドネシアのLNG開発、丸紅のUAEでの天然ガスの開発など、著者は実際に現地に行って取材。彼らのネットワークの作り方など驚嘆するしかないが、その様子をつぶさに伝える。 国家としてはアジア連携を考えるとき。インフラが弱いアジア各国を巻き込みながら、開発・備蓄も一体化して行うべきだろう。 中東の混迷、米国第一、パリ協定、原発など、世界で同時に進行する変化を、エネルギーというフィルターを通して執筆。日経の第一線の記者が「現場発」で解説します。
  • 【ビジュアル解説】みんなで考える脱炭素社会

    Posted by ブクログ

    【ビジュアル解説】みんなで考える脱炭素社会。松尾 博文先生の著書。気候温暖化の現状と脱炭素へ向けた世界の取り組みはさまざま。気候温暖化の現状と脱炭素へ向けた世界の取り組みは難しくてわかりにくい面も多い。活字嫌いの人も多いから気候温暖化の現状と脱炭素へ向けた世界の取り組みを誰にでもわかりやすく知ってもらうためには活字だけではなくてビジュアル解説が必要。【ビジュアル解説】みんなで考える脱炭素社会は気候温暖化の現状と脱炭素へ向けた世界の取り組みを多くの人が知るためのきっかけになる一冊。松尾 博文先生の解説はとてもわかりやすい。

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    2022年08月04日
  • 「石油」の終わり エネルギー大転換

    Posted by ブクログ

    「石油」の終わり エネルギー大転換。松尾博文先生の著書。地球環境や温暖化対策の点で問題がある石油の時代から、地球環境に優しくて温暖化対策にもなる再生可能エネルギー時代に向かうの流れはもう止められないし、世界の常識になっている。その具体的な中身が学べる良書です。

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    2018年10月24日
  • 「石油」の終わり エネルギー大転換

    Posted by ブクログ

    この本を読んでいて強く感じたことは、今後のエネルギー分野におけるアメリカと中国の影響力の強さです。現在のエネルギー大転換の底流には、アメリカのシェール革命と中国の経済成長に伴うエネルギー消費量の増大があります。

    シェール革命によりエネルギーの自給自足が見えてきたアメリカは世界の警察である必然性が少なくなってきていて、それが中東の騒乱にも繋がっています。もちろん、それは日本のエネルギー政策にも大きな影を落とします。今後は石油やLNGの多くを中東からの輸入に頼るのは大きなリスクにつながりかねません。

    本書にもあるように、国の根幹をなすエネルギー政策は「安全、環境、経済性、安定供給の4つの要素

    0
    2018年05月11日
  • 「石油」の終わり エネルギー大転換

    Posted by ブクログ

    電気自動車や中東の情勢、アメリカ第一主義等が「石油」を軸に語られている。現地取材による手触り感のある情報もあり、ちゃんとしたジャーナリストの本。環境問題だけではなく、政治・経済を含めた広い問題を把握するために、読む価値がある。

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    2018年04月18日
  • 【ビジュアル解説】みんなで考える脱炭素社会

    Posted by ブクログ

    先進国や上場企業が目指す脱炭素社会。難しい内容ですがビジュアルやグラフで理解しやすい。

    日本は省エネ大国なのに火力発電頼り。原発は二酸化炭素は出ないが福島原発事故以来、不信感を持つ国民が多い。国土の狭い日本でクリーンエネルギーの開発をどう進めるのかは課題。

    太陽光ソーラーパネルを設置した住まい、電気自動車を持つことが当たり前になる社会が目に浮かぶ。それらが老朽化した時に廃棄物を出さない再利用の方法までの循環を考えた開発や選択も必要かと。

    0
    2022年07月04日

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