松尾博文の作品一覧
「松尾博文」の「「石油」の終わり エネルギー大転換」「【ビジュアル解説】みんなで考える脱炭素社会」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「松尾博文」の「「石油」の終わり エネルギー大転換」「【ビジュアル解説】みんなで考える脱炭素社会」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
この本を読んでいて強く感じたことは、今後のエネルギー分野におけるアメリカと中国の影響力の強さです。現在のエネルギー大転換の底流には、アメリカのシェール革命と中国の経済成長に伴うエネルギー消費量の増大があります。
シェール革命によりエネルギーの自給自足が見えてきたアメリカは世界の警察である必然性が少なくなってきていて、それが中東の騒乱にも繋がっています。もちろん、それは日本のエネルギー政策にも大きな影を落とします。今後は石油やLNGの多くを中東からの輸入に頼るのは大きなリスクにつながりかねません。
本書にもあるように、国の根幹をなすエネルギー政策は「安全、環境、経済性、安定供給の4つの要素