ドイツで地元法人に長年勤務してきた著者が感じた日本とドイツの働き方の違い。
自分の仕事の領分がはっきりしている、家族との時間が大優先でそのために時間をマネジメントする、そして効率を考える。
ドイツが全て素晴らしいわけでもないだろうし、日本人には合わない部分もあると思う。でも有休取得率100%でそれを
...続きを読む実現するために誰でも引き継げるシステム構築および担当長期不在でも受け入れられる寛容さなど、ライフワークバランス改善のため参考にできるヒントがたくさんある。
個人レベルでどうしようもない!とともすればなってしまいそうだけど、最初から腐らず出来ること(著者のすすめる、昨日よりちょっと早く帰る!など)から始めてみないことには、と思う。
例えばこの本を周りに勧めてみて、意識がちょっと変わる人が増え、それが広がれば日本の勤労常識も変わっていくかも。
感情に訴えない:こうしてくれないと困る!ではなく、これこれがあなたのすべきことだから、この点を改善してもらいたい、と具体的に伝える
報告に感謝する:ミスを報告してきた部下に対し、まず報告してくれたことを感謝する
上記2点は、子育てにも応用できそうだと思った。