無事、完結。
魔物側に人質になっているアーリアはいつものツッこみ口調、グリードたちがいるシュワルゼでは俯瞰の視点で書かれていて、書き分けが見事やった。
レン・シロサキの「見果てぬ夢」も、魔物の言い分も、ちゃんと伏線を回収してる・・・。
正直、ふざけた話なのかと思ってたのに、全然ふざけてなかった・・
...続きを読む・・。(いろいろすみません)
ふざけてなかっただけに、もっと細部にこだわってほしかったなあ・・・。こだわるっていうか、ここまでまじめにやるなら最初からまじめにやってくれたらいいのに・・・。
まず、登場人物が多すぎる・・・。勇者パーティに、そんなに、いるか? ちゅう具合。
グリードの生い立ちを語るのに幼馴染の彼らは必要なのかもしれへんけども・・・。
リュファスとルファーガだけでも良かったのでは。
あと、ひつこいけどアーリアのツッコミスキルな・・・。
これがいちばん、
必要!?
ちゅう具合。序盤のこのグダグダをまるっとカットして、レン・シロサキのくだりや、いっそヴェルデの話をもっと見たかったなあ。
そもそも、ミルフォード氏が未来でグリードに会ったとか会ってないってくだりは何かわからんかった。
そこだけ伏線を回収してないよね・・・?
レン・シロサキの武器がスマホっていうのも、
「まじか」
と、吹いた。
どうもこの人もゆるい感じの人っぽいし、「ある日突然消えた」っていうのは、自分の元いた平成の世に帰れたってことなんかな。
しかし平成の世に「エンガワ」は、なかなかないと思うけど・・・(笑)。
(2017.05.14)