作品一覧 2022/09/29更新 緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」 試し読み フォロー 国会をみよう 国会パブリックビューイングの試み 試し読み フォロー 言葉を手がかりに 見ること、伝えること、考えること 試し読み フォロー 政治と報道 報道不信の根源 試し読み フォロー 大学生のためのアルバイト・就活トラブルQ&A 試し読み フォロー 日本を壊した安倍政権 試し読み フォロー 呪いの言葉の解きかた 試し読み フォロー 1~7件目 / 7件<<<1・・・・・・・・・>>> 上西充子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 呪いの言葉の解きかた 上西充子 家人が購入して本棚にずっとあったのだが、もっと早くに読めばよかった!と思うくらいよき本。 答えのない問い、「どうして負けたんだ?」「私のどこがきにいらないの?」 何を答えても誤答になる問い。 「人が『答えにならない問い』を差し向けるのは、相手を『ここ』から逃げ出さないようにするため」 いきなりガツン...続きを読むと来た。 私もある。言われたことも、言ったことも。 そうかあ、相手を逃げ出さないようにさせる問いの形を取った言葉だったんだ。私もそういうつもりで確かに発したことがある…。 そういう言葉には問いの次数を上げて対処すること。 要するにメタ的に捉えるということ。 なるほど。 でもそれができない弱い相手に発する言葉ではあるのだよね。やはり呪いの言葉は怖い。 「やっぱり若さというのは価値だと思うんです」という呪いの言葉には →「自分で自分に呪いをかけているようなものよ。あなたが価値がないと思っているのは、この先自分が向かっていく未来よ」 さらに、「灯火の言葉」と名付けられた、人に勇気と元気を与える言葉についても書かれている。 褒める、というよりも、まず相手を「発見』して、話しかけることだよね。通り過ぎるだけでは、「発見』したことにはならない。話しかける、というのは意外と骨が折れて面倒だけど、それは、もしかするとものすごく人間にとって必要で基本的な生きる力に直結するものなのではないだろうか。言う方も言われる方も、人生を変えるくらいの。 Posted by ブクログ 呪いの言葉の解きかた 上西充子 「嫌なら辞めればいい」と言われたことがある。典型的な呪いの言葉。 「この仕事を選んだのは私、辞めずにいるのも私がそれを選んでいる、だから文句を言わずに働くしかない」本気でそう思っていた。 本当は働くものを追い詰めている側に問題があるのに、それには全く気づかなかった。まんまと相手の土俵に乗り、「文句」...続きを読むを言う自分の側に問題があるかのように相手が設定した思考の枠組みに縛られていた。 この本は、私自身の思考と行動が「呪いの言葉」に支配され、がんじがらめになっているにもかかわらず、そのことに全く気づいていないことに気づかせてくれた。ホント、自分のことながら呆れて笑えた。 Posted by ブクログ 国会をみよう 国会パブリックビューイングの試み 上西充子 副題に「試み」とあるが、まさに自分たちの試みをレポートし、それを他の人々にもつなげていこうとする実践の書である。自分たちがやったことの意義を課題に見せるのでもなく謙遜するのでもなく、具体的に率直に書き記している。そうでなければ、次に続く人々からの信頼は得られないだろう。自分たちの思いを他の人々と共有...続きを読むするための知恵やノウハウが詰まっている。この本を読むと、観念的な運動論がいかに空疎であるかを実感できる。そして国会のあるべき姿を実例に即して説く書物としても秀逸。 Posted by ブクログ 呪いの言葉の解きかた 上西充子 「嫌なら辞めればいい。」 ここから逃げ出せないように投げかけられる言葉。 これを自分の問題としてとらえ、葛藤し始めると、相手が設定した思考の枠組みに絡めとられてしまう。 でも、根本から問いの立て方を間違っているのかもしれない。問題は自分の中にあるのではなく、相手の方にあるのかもしれない。一呼吸おいて...続きを読む、「呪いの言葉」なのかどうか、見極めてから反応していけるように訓練していく事が重要だ。 Posted by ブクログ 国会をみよう 国会パブリックビューイングの試み 上西充子 『呪いの言葉の解きかた』に続いて、こちらも読んでみましたが、上西さんの視点や考え方、取り組みにとても共感できます。ラジオ「荻上チキsession-22」にも度々出演しています。 Posted by ブクログ 上西充子のレビューをもっと見る