尾崎義の作品一覧

「尾崎義」の「北欧神話」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 北欧神話
    3.8
    神の都アースガルド.威厳にみちたオージン,力じまんのトール,いたずら好きのローク,美しい首飾りとひきかえに夫を失った女神フレイヤなど,個性的な神々たちがどのように生き,どのように巨人やこびとたちと戦ったかを描きます.少年少女のための北欧神話.

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  • 北欧神話

    Posted by ブクログ

    繰り返しの読書。何度読んでも忘れてしまうところがある。今回は図を書きながら整理して読んだ。元は口承文学のエッダであるため、辻褄の合わないところなどもあるのだが、神話ならなんとなく仕方がないかと思える。
    特有の荒々しさや不思議さに心が奪われる。挿絵が美しい。北欧神話にはさまざまな本が出ているが、入門編としてちょうど良い。

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    2021年10月02日
  • 北欧神話

    Posted by ブクログ

    「神々の父オージンは、いつも賢くて、正しいわけではなかったんだ」

    オージンは、すべての神が彼の話には耳をかたむけるほどの“神のなかの神”。しかし、別の神が誤って人間を殺してしまい、遺族への賠償をするとき、神が持つ知恵を与えればよかったのに、それを惜しんでお金による取引で済ましてしまう。神が金で物事を解決した以上、金に執着する強欲女でも神の国への入国を拒否できなくなる。
    また、ヴァーニル神の一人フレイは、神と敵対する巨人の国の娘にひとめぼれし、その娘を得るために神の国を守るための大切な武器となる剣を手放してしまう・・・

    永遠の平安を願うのは、神々も私達も同じ。
    だが神々のちょっとした行為が、

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    2015年11月14日
  • 北欧神話

    Posted by ブクログ

    ギリシャ神話が受けなかったので、長男への神話読み聞かせも、もうやめにしようかとも思っていたのだが、もう一冊くらいとためしに選んだのがこれ。自分で読むなら中学生以上という内容で、難しい言葉も多く、声に出して読み進めるのも一苦労だったが、予想以上に奥深い内容で、とても面白かった。内容に少しなじみのあった日本神話やギリシャ神話と異なり、まったく聞いたことのない話ばかりで、新鮮だったし、主神オーディーンが、仲間のロキのせいで誤って殺してしまった息子の身代わりに、その父に対して、巨人の一族が持っている世界最高の宝をやる、と約束してしまったがために、世界が徐々に破滅へと向かって行く様はとても興味深かった。

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    2014年06月27日
  • 北欧神話

    Posted by ブクログ

    中学生くらいの頃読んで、とてもおもしろかった記憶がある。
    太陽と月を食べる狼と、神々の黄昏ラグナロクのイメージがすごかった。
    トリックスターのロキの存在がいいです。

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    2009年10月04日
  • 北欧神話

    Posted by ブクログ

    はじめて読んだ北欧神話。

    古い伝承って古事記でもそうだけど、
    神々がすごく喜怒哀楽をもっていたり
    人間味が強くて面白い。

    北欧神話には、世界樹が出てきたり
    いろいろなゲームやファンタジー作品に
    影響を与えたであろうものものもありそう。
    神さまだけでなく、
    人間、巨人、エルフ、こびとなどが出てくる。
    巨人は敵対する関係。
    こびとは醜い忌むべき存在。
    そんな描かれ方がされていた。

    私が個人的に興味を持ったのは
    ローキという登場人物。
    神と巨人の子どもで、
    いいこともわるいこともすると表現される。

    女神の自慢の金髪を
    寝ている間に切ってしまったり、
    旅先で突然カワウソを殺してしまったり、

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    2024年05月13日

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