作品一覧
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3.8
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
本が好きな人にはお薦めの一冊。
25冊の本を紹介しているのですが、私はこのうち17冊を読みたくなった。
著者の文章がとても巧みで、読みやすくて、このように本を紹介できたらどんなにいいだろうかと思う。
読みたくなった本
1 読書を考える
『それでも、読書をやめない理由』 デヴィッド・L・ユーリン 柏書房
『〆切本』 左右社
『「本屋」は死なない』 石橋毅史 新潮社
『ボン書店の幻――モダニズム出版社の光と影』 内堀弘 ちくま文庫
2 言葉を考える
『わが盲想』 モハメド・オマル・アブディン ポプラ社
『僕らの仕事は応援団。――心をゆさぶられた8つの物語』 我武者羅應援團 大和書房
『展望 -
Posted by ブクログ
『考える人』は本を読む(河野通和)
隙間時間にサクッと読んだ。
著者の雑誌編集に携わった経歴が、紹介される本の見つめ方によく現れている。
紹介された短い紹介本のなかで思わずかってしまった本が4冊ある。
『それでも、読書をやめない理由』
『スローカーブを、もう一球』
『わが妄想』『僕らの仕事は応援団』(『「本気でいきる」以外に人生を楽しくする方法があるなら教えてくれ』)
○『それでも、読書をやめない理由』
では、著者デヴィッド・L・ユーリンを紹介した本の6行が読んでみようかと思わせてくれました。その6行とは
『本があふれている家で育ち、もっとも幼い頃の記憶では、はしごをのぼって床から天井 -
Posted by ブクログ
『考える人』を編集していた著者が選んだ
珠玉の25冊がその本のレビューと共に掲載されている。
『考える人』という雑誌は何度か書店で手にとったことがあり、とても読み応えのある文章の量だったのを覚えている。
世には1日に何冊の本が発行され、その本のうちに自分が本当に読破できる数は限られている。そう考えた時に書評がある本を読みたいと思うようになるのは自然な流れな気がする。既に自分意外の誰かが読破し、その内容に一定の水準で見ている。
その読書の経験を文章として事前に知ることで、自分がある水準よりは高い文章に出会うことを約束してくれるかのような、そんな気がする。
書評本が好きな理由は、書評を読む