頼山陽資料館で、抹茶とか飲んでるくせに、実は「日本外史」読んだことないです。
歴史でも知識として、名前を覚えたくらい。
えーと、どんな内容なの?
幕末の志士たちが、熱狂的に読んで、熱く語り合ったとかいうベストセラー。
色々出てるのですが、漢文読めねえ。いっぱい注釈ついてないと、分からない。
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という、トホホな自分がやっとこ手に取ったのが、「超」現代語訳。
ここまで易しくしてもらわないといけないとは、己の読解力に不安が出てきました。
幕末の志士たちは、これを読んで、尊皇攘夷!て盛り上がっていたのですね。
頼山陽の好き嫌いエッセイというか、歴史上のサムライたちの好き嫌いを熱く語っている本です。
そして、我々もこれの影響をかなり受けているのだなと気づきます。
今、人気のある武将たちは、ここから出ているといっても過言ではない?!
ゲームやアニメのイケメン武将ブームのきっかけというか、これに取り上げられている人を、デフォルメしたのかなというぐらい、名前がばんばん出てきます。
読んで、損はないでしょう。
捉え方は自由ですが。
ちょっと、足利と北条が気の毒だけど、尊王の立場だとしょうがないかな。
毛利がべた褒めなのは、頼山陽が安芸の国の人だからでしょうね。