藤乃叶夢の作品一覧

「藤乃叶夢」の「不死王の嘆き」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 不死王の嘆き
    4.6
    人は誰でも死ぬときに思うはずだ――死にたくない。 それが寿命ではなく、不慮の事故や事件に巻き込まれての死ならなおさら。一人の青年が日本で通り魔に襲われて不遇の死を迎えてしまう。他人より善行を積んでいた彼は普通なら来世へと輪廻転生する。しかし、本人の知らないところで死神から余計な加護を付けられてしまい、異世界へと転生することに。加護を付けられた男は“アレク”として第二の人生を歩む――はずが、今度は十三歳で盗賊団に殺され、あっけなく人生の幕を閉じてしまう。加護のおかげで生き返るも、望まぬ不死の身体に。二度も理不尽な死を経験した少年アレクは、不死の身体を活かして理不尽に抗うための力を求めて生きることを決意する。死にたく無いと願った男が不死となり、何を願い、望むのか……。
  • 不死王の嘆き

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公は生前多くの徳を積み亡くなった。
    そして、地球の死者を管理する死神がノリで異世界に送り込んだ。
    しかし、死神が「死神の祝福」を「死神の呪福」としたため、不死の体として異世界に転生する。
    そんなお話。

    私は、主人公が死なないという設定が好きなので、
    不死の人間だからこそ、他人は死ぬのに自分だけ死ねない悲しさや、他人に怖がられないようにどうやって不死という事実を隠すのか、その不死の能力をつかってどのように生きていくのか。
    等といった事をどのようにこの先は書いていくのかがとても気になった。

    0
    2019年07月15日
  • 不死王の嘆き

    購入済み

    面白いよ

    転生して死神と女神の加護を得て、異世界での新たな人生を送る主人公の物語。
    最初から圧倒的な力がある訳ではなく、過去の記憶を利用して徐々に成長して行く「なろう系」の要素も取り入れられた面白くも読み応えのある作品だった。
    でも、細かい説明が逆に都合良く展開するための言い訳っぽく、会話と会話の間になされる説明や心情が長過ぎて、若干斜め読みしてしまう箇所も多々あった分が星一個減点の要因。
    ストーリーや設定はとてもよく考えられていて、主人公にも好感が持てる良い作品だと思う。
    次巻が楽しみ。

    0
    2016年05月28日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!