作品一覧

  • リアルケースで身につける 不正を見抜く監査力
    3.0
    1巻3,850円 (税込)
    監査に正解はない!  ひたすら推理し、確かめることで見える現実。     監査人と会社とのやりとりから    座学では学べない本質を理解できる、   著者にしか書けないケーススタディ集。 ≪いまや監査人のレベルアップは必須≫  KAMが導入され、内部統制報告・監査制度の見直しも進む。監査事務により高度なレベルが求められるなか、個々の監査人にもしっかりとした職業的懐疑心とスキルが必要となる。そのためには座学も大事だが、豊富な、質の高い実務経験は不可欠だ。しかしそうした経験は簡単に得られるものではなく、そもそも粉飾決算に遭遇するなどきわめて稀であり、かつ、誰も望んではいない。 ≪リアリティのあるケーススタディで磨く実践力≫  そこで有効になるのがケーススタディである。現実を踏まえ、よく吟味されたものであれば、身をもって経験するに等しい状況が生まれる。  本書は、経験豊富で多数の関連著作のある著者が、実践力を磨けるよう、誰もが遭遇しうる象徴的ケースを架空ストーリーに仕立て解説するもの。本書の特徴は大きく4つ。  (1)監査人が悩み、誤りを犯しそうな臨場感に溢れる。  (2)様々な角度から考えられる深みのある課題を抽出。  (3)結論が見えているものではなく、分析、推理しながら考えることでより実践的な理解が深まる。  (4)最適解を求めるのではなく、局面ごとにより確実な道を探ることで、監査人としての判断力が磨ける。  著者の英知をすべて盛り込んだ、関係者に必携の一冊である。
  • 粉飾決算 ―問われる監査と内部統制
    4.4
    1巻2,640円 (税込)
    東芝の不適切会計問題が浮き彫りにした会計システムの課題。企業統治、内部統制に潜むリスクは? 監査人は何を見ていたのか? 経営責任を司法は問えないのか?長銀、三洋電機、東芝の粉飾決算問題を会計士の視点から徹底検証、組織ぐるみの「隠蔽」「責任逃れ」の連鎖の実態を明らかにし、日本が抱える構造的な問題をえぐり出す。
  • 粉飾決算 ―問われる監査と内部統制

    Posted by ブクログ

    やっと読み終えました。
    実は恥ずかしながらまだT社の調査報告書を読んでいなかったのですが、、、、

    著者は調査報告書をもとに、会計士の観点から、
    不正会計により費用計上の繰延・架空利益計上を続けるT社と、
    それに対して疑わしい点・不自然な点がありながらも監査を続けていた監査法人の対応について記載しており、
    比較的容易に理解することができました。
    (他にもT銀やS社の不正事例についても扱っており勉強になります)

    調査報告書は突っ込みどころ満載ですが、
    いつか自分の身にもあり得る話だと、改めて感じた次第です。

    0
    2016年10月10日
  • 粉飾決算 ―問われる監査と内部統制

    Posted by ブクログ

    粉飾決算の事例分析をもとにそれを防ぐための方策等まで説いた本。
    公認会計士である著者の熱い思いが感じられた。

    0
    2016年05月28日
  • 粉飾決算 ―問われる監査と内部統制

    Posted by ブクログ

    粉飾会計のテクニックの話かと思いきや、内部統制、裁判所の不見識、監査人の問題などを事例を通じて解説する。
    特に東芝に関する監査人への批判、三洋のケースの裁判所への批判は、鋭い。
    会計や内部統制に対する考え方、先人たちの知恵を本書を通じて学ぶことができる。

    0
    2019年08月04日
  • 粉飾決算 ―問われる監査と内部統制

    Posted by ブクログ

     長銀、三洋電機、東芝の粉飾決算の事例を詳解し、トップレベルの内部統制がどうあるべきかについての著者の意見で締めくくっている。詳解と書いたが、この世界に明るくない人が読んでも理解できるように、説明がきめ細かい。ページ数も468と気合が入っている。東芝については、具体的な案件ごとに内容を紐解く。その中には、スマートメータの件も含まれており、興味深かった。
     昨今コンプライアンスがうるさくなっている中で、東芝の粉飾の規模感がとても信じられなかったが、気になるのは東芝が特殊だったのか、どの会社にでも起こり得ることだったのかというところ。本書を読む限り、経営者と監査に大いに問題があったようだ。しかし、

    0
    2021年08月08日
  • 粉飾決算 ―問われる監査と内部統制

    Posted by ブクログ

    ・よい経営者を選ぶこと
    ・経営者が誤った意思決定をしない体制を作る
    ・経営者が誤った意思決定をする時、確実に差し止める体制を作る
    ・しっかりと業況を把握出来る体制を作る

    0
    2016年04月16日

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