粉飾決算 ―問われる監査と内部統制

粉飾決算 ―問われる監査と内部統制

2,640円 (税込)

13pt

4.4

東芝の不適切会計問題が浮き彫りにした会計システムの課題。企業統治、内部統制に潜むリスクは? 監査人は何を見ていたのか? 経営責任を司法は問えないのか?長銀、三洋電機、東芝の粉飾決算問題を会計士の視点から徹底検証、組織ぐるみの「隠蔽」「責任逃れ」の連鎖の実態を明らかにし、日本が抱える構造的な問題をえぐり出す。

...続きを読む

粉飾決算 ―問われる監査と内部統制 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    やっと読み終えました。
    実は恥ずかしながらまだT社の調査報告書を読んでいなかったのですが、、、、

    著者は調査報告書をもとに、会計士の観点から、
    不正会計により費用計上の繰延・架空利益計上を続けるT社と、
    それに対して疑わしい点・不自然な点がありながらも監査を続けていた監査法人の対応について記載して

    0
    2016年10月10日

    Posted by ブクログ

    粉飾決算の事例分析をもとにそれを防ぐための方策等まで説いた本。
    公認会計士である著者の熱い思いが感じられた。

    0
    2016年05月28日

    Posted by ブクログ

    粉飾会計のテクニックの話かと思いきや、内部統制、裁判所の不見識、監査人の問題などを事例を通じて解説する。
    特に東芝に関する監査人への批判、三洋のケースの裁判所への批判は、鋭い。
    会計や内部統制に対する考え方、先人たちの知恵を本書を通じて学ぶことができる。

    0
    2019年08月04日

    Posted by ブクログ

     長銀、三洋電機、東芝の粉飾決算の事例を詳解し、トップレベルの内部統制がどうあるべきかについての著者の意見で締めくくっている。詳解と書いたが、この世界に明るくない人が読んでも理解できるように、説明がきめ細かい。ページ数も468と気合が入っている。東芝については、具体的な案件ごとに内容を紐解く。その中

    0
    2021年08月08日

    Posted by ブクログ

    ・よい経営者を選ぶこと
    ・経営者が誤った意思決定をしない体制を作る
    ・経営者が誤った意思決定をする時、確実に差し止める体制を作る
    ・しっかりと業況を把握出来る体制を作る

    0
    2016年04月16日

粉飾決算 ―問われる監査と内部統制 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

日本経済新聞出版 の最新刊

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

浜田康 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す