作品一覧 2012/08/10更新 グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる 値引きあり 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 倉本由香利の作品をすべて見る
ユーザーレビュー グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる 倉本由香利 自分の勤務先にとっても、いよいよ現実的に重要性が高まってきている"グローバリズム"。 いかに日本企業が、新興国市場を主軸とした企業のグローバル化に対応していくべきか。組織から個人へ、販売から製造・経営組織レベルへ、しっかりしたフレームを立てて、明快に論じており、読み易かったです。 特に、黒船到来以来...続きを読むからの日本の他国との対応の歴史的文脈から導かれた著者の主張には、納得させられました。 自分も、日本人の価値観である「和」の重視と、相手を理解しようとする謙虚な心遣い があれば、必ずグローバル化や多様な組織運営にうまく対応できると信じます。 本書は、きわめて論理的で且つ理性的な構成でしたが、そんな著者の日本企業応援の想いも、感じました。 著者の主張する"グローバル・エリート個人の8つのスキル"は、我が社のグローバル能力発揮モデルとの対比など、いろいろな面で参考にさせてもらおうと思います。 Posted by ブクログ グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる 倉本由香利 「自力モデルは自社の企業理念に沿った確実な成長を行うことができる反面、成長のスピードは緩やかにならざるを得ないという問題がある。まだ成長スピードが遅いアフリカなどの市場を狙うのであればよいが、中国のように急成長している市場を今から狙う場合、自社の現地の人材や技術を育てながらじっくりと成長するモデルで...続きを読むは、市場の拡大に乗り遅れてしまうことになるだろう。さらに、自社の中で企業理念の明確化とそれを徹底する仕組みなど基盤が十分でない場合、それらを作ることから始めると、相当な時間がかかる。このような場合は、他力を活用したグローバル成長を考えるべきだろう。日本企業の場合には、海外現地の人材や海外事業経験が豊富な日本人が育っていないばかりか、英語が話せる日本人役員や中堅社員がほとんどいないという企業もまだ多くある。これらの企業でグローバル化を一から目指す場合は、他力を大きく活用せざるを得ないだろう。」なるほどなるほど。次は『フラット化する世界』でも読むか。 Posted by ブクログ グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる 倉本由香利 ・日本のグローバリゼーションは三つの段階1)sales &Marketing 2)Manufacturing 3)Org ・今はOrgにきている。人材の多様性を増やすことが日本にとって重要 ・日本がグローバルするcore competenceとして、製造業かサービス(おもてなし) ・人材のグローバル...続きを読むエリート・ローカルサポーターの二極化。ローカルサポーターはコモディティ化し、価値が低下 とても良い本です。日本人に「一億層中流なんてありえない」と目覚めさせてくれる本。自分の価値、差別化ポイントを考えさせてくれます。 Posted by ブクログ グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる 倉本由香利 "一般に目に触れる情報だけでも立派な書物が出来上がることに感動した。 内容は、これからの日本企業のとるべき戦略は、グローバルに展開することが必要で、そのためには何が必要なのかを考察したもの。 著者が学生時代にアップしていたブログをときどき読ませていただいていた。 地頭の良さがよくわかる。" Posted by ブクログ グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる 倉本由香利 日本企業がこれからどのように海外展開に取り組んだらいいのか?という点について、具体的に提案をしている。こうした内容は、実はなかなか本で見つけられておらず、参考になる点が多々あった。ただ、一部に事実誤認があったり、大企業の話にとどまるのではという印象を与えたり、という点は気になった。 Posted by ブクログ 倉本由香利のレビューをもっと見る