作品一覧

  • ソウル・アンダーテイカー
    3.4
    「運命。私は彼女との出会いをそう表現する。何とも都合のいい言葉だ。もっとも、そう胸を張って表明できるようになるのはだいぶ先のことであり、出会った時の印象といえば…最悪に近いものがあった」生者の魂を喰らい、死者の魂を引き寄せるハンニバル。主に忠義を尽くし主と共に死ぬ使い魔の常道から外れ、主に不義を働き主を冥府へと誘いながらも己のみは生き長らえるという死を招く猫。そんな使い魔の次なる主―江藤比呂緒は弱冠十二歳で、たぐいまれな霊的な素質を持っているが、とんでもない“大馬鹿者”で…。
  • ソウル・アンダーテイカー

    Posted by ブクログ

    主人公・比呂緒の一見するとどうしようもない馬鹿なような、不可思議な言動に惹かれますね。
    なんとなく、私的には物語の奥底に触れられる本だなぁという気がします。

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    2009年10月04日
  • ソウル・アンダーテイカー

    Posted by ブクログ

    物語的には完全に序章であり、その先で語られる話がたくさんあるはずが、その先が存在しない。残念。比呂緒のキャラ造形は今見ても珍しいタイプ。基本馬鹿な子だが、なんというかただの馬鹿な子ではない不思議な感じ。比呂緒ののんびり加減と同じくらいゆっくり進む展開に読んでいて不思議な感触だった。今には無い系列のラノベなので、続編が来たら嬉しいが…

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    2019年03月07日
  • ソウル・アンダーテイカー

    Posted by ブクログ

    比呂緒は本当に大馬鹿者なんだけれど、自分よりも友達のほうが大事っていう優しいところが好きです。
    比呂緒はマヌケなので、読んでいてとてもひやひやさせられました。

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    2009年10月04日
  • ソウル・アンダーテイカー

    Posted by ブクログ

    小学校卒業を控えた少女が父親から誕生日プレゼントを貰った事から物語は始まります。箱の中には銃と、仔猫。そして少女はある少年と出会い―自身の未来を決める事になる。続く…んだよね、コレ?不明な点あり過ぎるし。

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    2009年10月04日
  • ソウル・アンダーテイカー

    Posted by ブクログ

    天然な少女が自然体で非日常に身を置いて行く過程が丁寧に描かれた作品です。
    第六回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞
    の中村 恵里加先生の最新作で、
    雑誌「電撃hp」にて連載されていたものが単行本化されました。
    死を招く猫『ハンニバル』と
    その主である12歳の少女
    『江藤比呂緒』が悪霊退治に
    乗り出す物語です。
    過去のとある事件で思考能力が極端に低下してしまった少女と、
    その周囲の人々の細かな心理描写に好感が持てます。
    本書は物語の序章とも言える内容になっていて、
    多少展開的に物足りない部分がありましたが、
    それは今後に期待というところで。

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    2009年10月04日

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