作品一覧 2023/07/05更新 AI技術の最前線 これからのAIを読み解く先端技術73 試し読み フォロー オンライン機械学習 試し読み フォロー 拡散モデル データ生成技術の数理 試し読み フォロー 深層学習 試し読み フォロー 大規模言語モデルは新たな知能か ChatGPTが変えた世界 試し読み フォロー ディープラーニングを支える技術——「正解」を導くメカニズム[技術基礎] 試し読み フォロー ディープラーニングを支える技術〈2〉——ニューラルネットワーク最大の謎 試し読み フォロー Learn or Die 死ぬ気で学べ プリファードネットワークスの挑戦 値引きあり 試し読み フォロー 1~8件目 / 8件<<<1・・・・・・・・・>>> 岡野原大輔の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 大規模言語モデルは新たな知能か ChatGPTが変えた世界 岡野原大輔 大規模言語モデルの現状、展望、問題点が平易ではあるが、かなり広く深く書かれている。 著者は若い起業家であり、数式に頼らずにうまく概念を説明している。事例もビジネスの現場の最先端から引用されている。この辺りが学者が書いたものとは全く異なり、かなりリーダブルな本となっている。 Posted by ブクログ 大規模言語モデルは新たな知能か ChatGPTが変えた世界 岡野原大輔 大規模言語モデル(LLM)について、またいわゆる(人口)知能とは、どのような理屈で動作しているのか?、について、その大まかな歴史、また正確な理論の解説と、わかりやすい(ただ決して万人向けではないが…)、技術的な興味を惹かれる記述を含む形で書かれた、優れた技術書であると思う。 私はかつて、学卒後約8...続きを読む年、いわゆるIT業界に身を置き、またその後業界こそ異なれどITに関わる仕事に長年従事してきた。ただ数年前にセミリタイアのような形でかの業界からは身を引き、ちょうど時を同じくしてChatGPTに代表されるような人工知能(AI)(LLM)が世間の耳目を集める時代になったように思う。そのような「自分の仕事とは関わりのない」「仕事を通じて触れる事のできない」LLMという概念をその基礎から知ることができず、ずっともやもやとした気分でいた。余談だが1995年のいわゆるウィンドウズショック、インターネット元年、その後の一連のIT革命(と勝手に私が呼んでいる)をまさに公私に渡って体験してきた身ではある。 そのようなLLM、について、学ぶ資料、書籍、になかなか出会うことが出来なかった。尤も、いわゆる親切な絵柄や過剰な色彩、それこそ「万人向け」の「ムック本」ならば、いくらでも書店に並んでいるだろう。ただ私は決してそのような形で(AIについて)学びたいとは思わなかった。実際、もしそのような形で触れていれば、下記のような発見はなかっただろう。 私が本書を通じて得た「発見」とは、「AIについてその技術を進化させようとする研究、行為、開発作業、は、人間の脳について、より深くその動作原理を知ろうとすることではないか?」という事である。私が冒頭で、「(人口)知能」とあえてカッコで括った事はそれを意味している。当たり前の事だが、私たちは常に考え、行動し、反省し、よりよく行動しようと、という日常を意識する事なく繰り返しているはずである。それは全く文字通り「無意識」の行動であり、その「命令」は殆ど「脳」がやはり無意識に「発信」していると思う。ではその無意識な行動は具体的にどうやって、どういう理屈で、どういう経験則に従って命令が発せられたのか?、もっとわかりやすい(と私が勝手に考えだした)例を挙げれば、テレビ番組に出てくるお笑い漫才師の演芸、その間合いとセリフが、なぜ我々はまさにその瞬間に面白いと感じるのか?、そこにAI、或いは人間の脳、というものの動作を理解するヒントがあるのではないかと、本書を読むことを通じて、私は発見させられたように思う。すなわち、AIの研究とは人間の脳の研究では無いかと。 最後に、本書の終末あたりの一文をそのまま引用する。まさにこの事がAIと人間の未来を表しているのでは無いかとも思う。 「結局のところ、人は異なる知能をもった存在によって、初めて自分たち自身を理解できるのかもしれない。人工知能が人間の自己理解に貢献していくと考えられる。」 Posted by ブクログ 大規模言語モデルは新たな知能か ChatGPTが変えた世界 岡野原大輔 一回AIとはどういうものかをかじって概略の知識があり、さらにそのかじった時にニューラルネットワークについてある程度かじった人には、とても具体的でわかりやすい本だと思います。『ChatGPTの全貌 何がすごくて、何が危険なのか? (光文社新書 1267)』などを読んだ後に読むとよいのでは。 Posted by ブクログ 大規模言語モデルは新たな知能か ChatGPTが変えた世界 岡野原大輔 大規模言語モデルが現在どこまで辿り着いているよかが平易な文章でよく理解できました。 通常は学習させればさせるほど、データ量が多ければ多いほど過学習が起こり、汎用的なモデルにならない所が、ブレイクスルーできている点が最も大きい。汎用的な知識に近いものが獲得できている所がすごい。あとはハルシネーション...続きを読むに対する対応がどうなるか次第だと思います Posted by ブクログ 大規模言語モデルは新たな知能か ChatGPTが変えた世界 岡野原大輔 大規模言語モデルを「数式を使わず」に(つまり、数学分からない人間に)解説するもの。 その意味でわかり良い本の最高のものとおもいました。 二回、読みました。 数ヶ月したら「続編」(この分野は激しく変わっていくので)を出して欲しい。この内容をより充実させ、新しい状況に対応したものを期待したい。 Posted by ブクログ 岡野原大輔のレビューをもっと見る