フィリップ・レーガンの作品一覧
「フィリップ・レーガン」の「宇宙旅行はエレベーターで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「フィリップ・レーガン」の「宇宙旅行はエレベーターで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
本書のテーマとなっている宇宙エレベーターについては、SFの世界で長らく定番ネタとして扱われてきたものである。宇宙から地球に向かってケーブルを垂らし、そのケーブルを伝ってゴンドラのような乗り物が、摩擦を利用して昇っていく。ケーブルの全長は約10万km。仮に1フロアの高さを3mと仮定すると、地上33,333,333階建ての高層ビルに匹敵するスケールを持っている。まさに雲をつかむ、どころか星をつかむような話だ。
これを本書では、2020年代から2030年代の間に実現可能と予測する。背景には、1990年代におけるカーボンナノチューブの発見という出来事があった。現時点では実験室レベルに留まっているもの
Posted by ブクログ
宇宙エレベーターの基本が一般向けに解説してある本。個人的にはもう少し数式があっても良いかなと思ったが、宇宙エレベーターが建設できた暁に得られる利益や実現までの課題、対応すべき問題点など概観できた。因みに、自分が宇宙エレベーターという概念を知ったのはガンダム00(作中では「軌道エレベーター」)。
ただ、論調がかなり楽観的なのが気になった。「こういう問題があるが、まぁなんとか解決できます。あ、あとこの問題も、その問題も。」と並べ立てられると、「本当か?」と疑ってしまうのが人情というもので(笑)、そうでなくても現実には難しいものがあると思う。本文で述べられているのだが、本当に20年代から30年代に運
Posted by ブクログ
宇宙エレベーター/軌道エレベーターを建設することで、どんなメリットがありどんな宇宙探検/開拓が始められるか、そしてどうやったら宇宙エレベーターを建設できるかのコスト/場所/技術を一般人にも分かるように詳述した本。
ガンダム特にダブルオー(も)好きだったら読んで損はありません。
しかし2兆円で建設できるのかぁ、オリンピックの次の国家目標にいかがだろうか?とこれを読んだ人の大半は思うんじゃないだろうか。書中では日本領海内は台風等の気象条件で宇宙エレベーターの陸上基地建設に適さないとあったけど、沖ノ鳥島近海に島の防備(中国からじゃなくて自然からの)も兼ねて建設して、沖ノ鳥島をエアポート化したらいいの