芦崎笙の作品一覧

「芦崎笙」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • スコールの夜
    平成元年に大学卒業で、女性総合職の先駆け。
    主人公ほどの才媛ではないが、重なる部分も多く、彼女の迷いや葛藤にはとても共感ができた。
    カンボジアではなくても、スコールの中で泣き叫んで、いろんなものを洗い流したいと思うような思いを感じながら生きてきた女性たち(もしかしたら男性も?)は結構多いのではないか...続きを読む
  • スコールの夜
    財務官僚による経済小説。メガバンクが舞台で、女性総合職の第一期生が主人公。管理職になり、汚れ役を任されたり、派閥抗争に巻き込まれたりする。組織の中で起こるいろいろな葛藤や女性としての感情などが、こまやかに表現されている。海外での活動の裏話なども面白い。スコールのシーンは印象的だった。
  • スコールの夜
    日経小説大賞受賞作。著者は現役財務省キャリア。
    銀行で女性総合職として努力を積み重ねてきた主人公の内面を描く。
    銀行のリストラ人事という、極々小さい舞台での人間模様が描かれているが、最後に地雷撤去の話をもとに大きく展開していく。実際に地雷原に行って取材したであろう著者に敬意。
  • スコールの夜
    今の私にはピッタリの本であり、よく考えられて作られた作品です。
    最初は自分が属する世界とは違う金融業界で、女性差別があからさまにあるという設定に、私とは違うか?と思いました。
    でも読み進めるうちに、女性がまじめすぎて組織の本当のルールにしたがえないという課題を見出し、これはまさに私が日々直面していた...続きを読む
  • スコールの夜
    環に感情移入し過ぎて、胸が痛くて頭が痛くなった。笑
    働くことに正解はないから苦しいけれど、それは一人ひとりが見つけるしかないんだよなぁ。

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