しょっぱなの「エサンベ鼻北小島」から地図にない、そもそも地図に登録されたときには既になくなっていたらしい島の紹介でグッとひきこまれます。
その後もイントロや写真だけでとっても気になる島の紹介が続きます。
とりわけ、かつて有人だった島(または今も数世帯だけ住んでいる島)はどこも興味深く、文献にもその
...続きを読む歴史がほぼ残っていない鵜渡根島(東京都新島)、Uターンして故郷を無人島にしないために奮闘されている方がいらっしゃる六島(長崎県小値賀島)、島民一人となった黒島(長崎県五島市)は強く印象に残りました。
ずっと有人島であっても、離島の歴史は興味深いことが多い印象ですが、有人から無人になった(もしくはなりかけている)ところはその理由が様々で気になってしまいます。
後半、沖縄県伊是名島・具志川島がでてきて、その昔に伊是名から船に乗って「こんがりここなつ島キャンプ」に参加したことをふと思い出して検索してみたら屋那覇島という島だったと知りました。
今さらになって島の本名(?)を知り、写真検索したりして懐かしさに胸いっぱいになりました。
思いがけずこんな形で昔の想い出にひたれるきっかけを得て、(超個人的だけど)読んで良かったと思いました。