アパレルについてビジネス観点で捉えたい人には必読。
・競争相手に対して相対的な価値を高めるステージから、絶対的な価値を確立するステージに入っている
・ブランドとしての輪郭を持つためには、そのブランドしか持ち得ない特徴的な価値を確立すること。
①機能価値
②サービス価値
③イメージ価値
これらの価値
...続きを読む軸を定義する。
ブランドとは、顧客から見た時のこの差別化された価値の品質保証ということ。提供価値を約束する品質保証であり、それを体現するのが商品。
・まずは相対的優位性を持ち、そこから絶対的優位性を持つ価値にしていく。
・ビジネスにおける答えというものは借り物であってはならない、そもそも正しい答えなどない。
実行責任者が自ら答えを合理的な判断をもって作り出し、かつ、それを本物の答えにしてしまう、ということが正しい仕事のやり方だと信じる。我々は答えよりも「答えを探す考え方やプロセス」にこだわる。
・業績悪化した小売企業が売上を上げるには論理的に2つしかない。一つは、既存の事業・店舗の売上を上げること。もう一つは、新規店舗を出店するか新たに事業を立ち上げること。前者は知恵と技術が必要、後者は金が必要。両社が無いほど、フランチャイズに手を染める。(後者の事業立ち上げは知恵も技術もいるが)
フランチャイズはビジネスモデルが確立されていてマニュアル整備されていることが求められる。既存の店舗で上手くいってないのにフランチャイズが成立することはない。
・事業計画立案のステップは、
①放置シナリオ:リストラや原価削減などのコスト削減
②改善シナリオ:コストではなく売上に影響を与える因子を定量化して施策を考える
③成長シナリオ:新規事業で売り先や販路の拡大
・評価ができなければ人は批判を繰り返す。