作品一覧

  • 工作舎物語 眠りたくなかった時代
    3.7
    1970年代、松岡正剛が率い、伝説として語り継がれる初期工作舎。全国から若者が集まり、不夜城の熱気をもち、多くの才能を輩出した。「パンの耳が常用食」「トイレで仮眠」など想像を超えるエピソードの数々を、松岡正剛、戸田ツトム、祖父江慎らが振り返る。エディトリアルとデザインの新時代を築きあげた創造の現場とは…!?
  • 杉浦康平のデザイン
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 杉浦康平はデザイン界の逸材と言われ、一貫して独創的な手法を切り拓いてきた。また、ウルム造形大学、インド旅行での経験から、アジアの伝統文化に目覚め、広くアジアの図像を探求し、曼荼羅のほか、余人の及ばない成果を展開している。
  • 杉浦康平のデザイン

    Posted by ブクログ

    デザインブームと言われて久しいですが、どれだけの人が杉浦康平
    の名前を知っていることでしょう。生まれは1932年ですから、今年
    79歳。本書の中でも「再評価」と言った言葉が多用されていますが、
    既に忘れられつつある人なのかもしれません。寂しい限りです。

    井上は、杉浦氏が装幀を手がけていた講談社現代新書が大好きでし
    た。クリーム色の地に、文字と図像が溢れる表紙は、あまたある新
    書の中でも一際異彩を放つものでした。その装幀が廃止されたのが
    2004年のこと。以後、講談社現代新書には全く愛着が持てなくなっ
    てしまいましたが、それは、表紙が単なる表紙を超えた存在だった
    からなのだろうと思います。東洋

    0
    2012年01月10日
  • 工作舎物語 眠りたくなかった時代

    Posted by ブクログ

    こういう猛烈なのを読むと、ただただ凄いなあと思う。
    そして、もう少し早く生まれて、工作舎の雑誌なんかを手に取ってリアルタイムに感じたかったなあ、と思う。

    0
    2016年03月22日
  • 工作舎物語 眠りたくなかった時代

    Posted by ブクログ

    随分昔のことだけれど、一時期「工作舎買い」というものをしていた。書店に行けば先ず工作舎の出版物の置いてある棚を探した。工作舎の本は、目立って・変で・面白く・時に暑苦しい程の熱と底知れない恐怖を感じさせた。
    …この本を読むと、当時感じていたその感覚が正しかったことを教えてくれる。

    0
    2014年12月15日
  • 杉浦康平のデザイン

    Posted by ブクログ

    怪物であるゼミの先生さんが、出版デザイン界の「怪物」とまで呼んだ、「杉浦康平」の仕事・思想を垣間見れる入門書。読みながら、この人はアジアの怪物だっと思った(笑)この人からは本当に無尽蔵に学ぶところがある気がする・・・。

    内容はデザインに詳しい人ほど面白い一冊になると思う。
    最後に著者も言っているが、ファッショナブルなデザイン・広告が主流になってきた今日では失ったものも大きい。今こそもう一度、確かな理念・思想・問題意識に裏づけされまくった杉浦康平のようなデザインを学ぶことで、これからのグローバルデザインの新たな発展があるなぁと確信させてくれた、そんなすばらしい一冊。

    0
    2011年07月21日
  • 杉浦康平のデザイン

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    杉浦康平はデザイン界の逸材と言われ、一貫して独創的な手法を切り拓いてきた。
    また、ウルム造形大学、インド旅行での経験から、アジアの伝統文化に目覚め、広くアジアの図像を探求し、曼荼羅のほか、余人の及ばない成果を展開している。

    [ 目次 ]
    第1章 建築を学んだ異才のデビュー―一九五〇~六〇年代初め
    第2章 デザイン活動の本格化―一九六〇年代
    第3章 転機となるウルムでの指導―一九六〇年代後半~七〇年代前半
    第4章 アジアへの開眼とブックデザインの革新―一九七二~七六年
    第5章 アジア図像学の集成へ―一九七七年~八〇年代
    終章 アジア・デザイン言語共同体の軸に―一九九〇年代以降

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    2011年05月30日

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