作品一覧

  • ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり
    4.5
    1巻2,420円 (税込)
    空き家だらけのまちを元気に! これからの時代の「新しいまちづくり」実践の記録。 「ほしい暮らしは自分でつくる」を合言葉に著者が続けてきた、新しいまちづくりの方法。 これまでの20世紀型発想によるまちや建築ではなく、これからの日本に必要なまちと建物の使い方、そこでの働き方や暮らし方、お金のもらい方、それらを生み出す方法。 それが、「リノベーションまちづくり」です。 本書は、著者が故郷の北九州・小倉と、現在の住まいであり、東京23区内で唯一の「消滅可能性都市」とされる豊島区・雑司ヶ谷を往復しながら、仲間や市民、自治体を巻き込んで実践してきたまちづくりの記録です。
  • ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり

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    まちづくり、というと大がかりに思うが、この本には「ほしい暮らし」を、行動して実現させている話もあって入り込みやすい。
    住む場所と働く場所を近くにしたり、多様な働き方の実現に一役買っている(作者の会社では週に1日、子育て中のお母さんが働きに来ている)といった「こうだったらいいのに」を実現させているのがいい。
    このあたりは、「丁寧な暮らし」をしている人の本に通じる気がする。
    身の回りのことから始まって、それが波及していく様は読んでいて気持ちがよい。
    また、まちづくりにおいても、以前から気になっていた「建物を新しく建てるのではなくあるものを作り変えて使う」ことや「空き家対策」についての実践も書かれて

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    2019年05月05日
  • ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり

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    著者の活動であるリノベーションまちづくり塾については勿論、著者がその道に進んだ経緯や考え方まで分かる本。
    著者の地元北九州での活動、現在住まいのある雑司ヶ谷での活動については、マネタイズの方法も含めて非常に丁寧に記述されている。
    中心市街地の活性化という名目で、行政から補助金を獲得して、イベントを行うだけではない、効果的なまちづくりの方法だと思った。
    木下斉さんの「稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則 (NHK出版新書) 」と合わせて読むことで、民間主体のまちづくりの重要性がよく分かるのではないか。

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    2017年05月25日
  • ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり

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    本当に面白かった。まちのことを考えたり、よくしようとしたりするにあたり、公私を行きかうような生き方も素敵だし、単に「まちなみを守りたい」というために言葉をあげるだけではなく、「実際(自分が)何ができるか」という視点は心に響いた。

    「建築家」らしからぬ文体もよい(←これは「ゴーストライター」が入っているそうなのでそのためかも?!)。
    新築はもう少なくなるという背景や、地方の元気がない状況にかんがみて、中心市街地やすたれた建物をリノベーションしていく様子は面白いし、それで、実際にひとびとの回遊がよみがえっていくのは快感。

    読んでいて、あぁ、岐阜・柳ケ瀬でも同じようなことがおきているな(やながせ

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    2017年05月12日
  • ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これは面白かった。
    なんといっても自分の実践が書いてあって良い。
    北九州市での取り組みは、もっと掘り下げて勉強したい。実際、どれくらいうまくいっているのか。アーケードを撤去したのち、ただの道路にしないため、道路と公園の兼用工作物にした話など興味深い。
    いまだに、私のまちではスクラップ・アンド・ビルドのまちづくりを指向しており、リノベーションまちづくりへの関心は薄いが、間違いなく本流になると思う。
    若い連中巻き込んで、勉強会を始めるか。

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    2016年04月10日
  • ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり

    Posted by ブクログ

    ”稼ぐ仕組みを作ることでまちを活性化する”というテーマで2冊目。
    これもまた非常に面白く、爽やかな読後感を得ることができました。

    建築で大学院まで修了後、アトリエ系建築事務所でキャリアを積んだ建築家である著者が、現在ライフワークのように取り組んでいる「リノベーションまちづくり」の実践記録です。
    ここでいうリノベーションまちづくりは、内装の小規模なリフォームといった限定的な意味ではなく、以下に引用するような意味で用いられています。
    「建物の「使われ方(用途)」や「使う人(入居者、利用者など)」を変えることによって、空間を新しく生まれ変わらせる」(本文p.56)

    1章では、著者のリノベーション

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    2015年11月01日

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