岩坂彰の作品一覧

「岩坂彰」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2023/03/10更新

ユーザーレビュー

  • 嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書――自閉症者と小説を読む
    脳科学に興味を寄せる文学教授が、自閉症者と一緒にアメリカ文学を読んでみた記録。


    面白かった、という感想は、本文中で「僕が本気で傷ついた会話を楽しみのために消費してほしくない」と語る人がいるので憚られるのだが、それでも面白かったと言わせてほしい。ニューロティピカル(脳神経的なマジョリティ)が「自閉...続きを読む
  • 快感回路 なぜ気持ちいいのか なぜやめられないのか
    私はタバコを辞めるまで何度も失敗した。
    しばらく止めると当初の苦しみは収まり、そんなに欲しくもなくなるが、
    飲み会の付き合いなどで少し貰うと、そこから止まらなくなったものだった。
    一旦依存症になると、減らして、ちょうどよい付き合いということはできない。

    食事やセックス、ギャンブル、周りの人に優越し...続きを読む
  • 嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書――自閉症者と小説を読む
    自閉症と文学の相性。

    文学とは、心のモヤモヤを、あえてそのまま
    表現しようとする試みである。
    「知覚可能な抽象」

    自閉症者は、超具体の世界に住む。
    今ここに生き、情報を選択しない。
    抽象が理解できない。

    文学は、知覚可能な抽象として、
    自閉症者に抽象のあり方を指し示す。

    例えば、詩のリズムは...続きを読む
  • 快感回路 なぜ気持ちいいのか なぜやめられないのか
    これまでに読んだ科学啓蒙書の類で最高クラスに面白かった。
    学術的説明を省くことなく、だがわかりやすく説明する努力を惜しまず、頻繁に差し込まれるジョーク的記述で飽きさせない。
    読書による知的快感回路が大いに刺激された。
  • あなたの脳は変えられる―――「やめられない!」の神経ループから抜け出す方法
    重い。読み終わったときの心地よさはすごい。
    人間何かを常に求めてるんですね。
    渇望。
    なんだか何かが足りない。でも何が足りないかわからず、とにかく習慣と欲望に基づいて刺激、行動、報酬に従ってしまう。
    何千年も前から人間進化してねぇなぁと思いながらも、現代は刺激が多すぎて生きるのが酷だなぁとも思ってし...続きを読む

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!