この会社が飛びぬけたブランド力を獲得しているのは「仕組み化」が他の企業よりできているから。
どの会社でも企業理念や目標はあるけど、それを成し遂げるような仕組みづくりはできていない事が多い。でもこの会社はそれを仕掛ける仕組みづくりがものすごくちゃんとしてる。(それを福利厚生や勤務時間、社内行事に落とし
...続きを読む込んでる。情熱劇場の装置と呼ぶ。)
企業文化はブランドの命である。そして企業文化は仕掛けることなくしては、成し遂げられないということをこの本から学ぶ。
そして企業文化を作るうえで大事なことは、3つ。「仕組み化」「習慣化」「フィードバック」そして常にいつもそれらの潤滑油となるのがコミュニケーションの量と深さ。
この本から学んだこと。
企業文化の力。習慣化の力。謙虚に人の声を聞く力。物語の力。言葉の力。仕組み・環境の力。見える化の力。所有価値から存在価値へ(消費から意義へ。)思いは細部に宿るということ。「ワオ」のある日の忘れられない思い出こそブランド。
<以下大好きな文章引用>
・社員の幸せの結果、会社は成長するのです。
・私たちは、商品やサービス、日常の発言や行動を通して、日常の発言や行動を通して、お客様や周囲の人たちに自分の思いを伝えています。
・完成してからが本当のお付き合いの始まり。
・社内に情熱を伝染させるには、一方的に伝えるのではなく、「仕掛け」を活用することが肝心である。
・サービスの根底には「おもてなしの心」があるといわれています。しかし、私はもうひとつあると考えています。それは自己愛です。
・人は誰でも自分が大切であり、人から大切にされたいと考えています。
・人はそれぞれ、自分の価値観や考え方を持っています。お互いの意見をしっかり交換しないと、心の事故が生じます。
・「北風と太陽」この寓話には「無理強いても返ってくるのは抵抗だけ」という教訓がこめられています。温かい思いやりや親切な態度を示せば、相手は心を開き、協力的にもなりやすい。
・「仕掛け」に大切なのは、できるかどうかの前にワクワクするかどうかです。
・私たちの中には、無限の勇気があります。それらを沸き起こすのがワクワクする理想なのです。
・困難の先には感動が待っています。
・(バーベキューの)何よりもすばらしいじことは、社員にとって「自分で考えて、場を作って、自分のすべき行動をする」というかけがえのない教育の機会になっていることです。
・厳格な規律やルールがあってこその自由裁量だと思うのです。
・小さなことでも、絶対に妥協しない姿勢を細部や末端まで徹底する。
・重要なことは、自分たちのありのままの姿と理想とビジョンを、いかにわかりやすく伝えるかだと思います。(だから言葉を媒体にする。だから主語が消え、時間、場所、時、環境に左右されない物語を選ぶといい。)
・自分がなりたいものになるのではなく、他人の期待に応えることです。これがタレントの基本。
・私たちが最も輝くのは、人生が与えてくれた役割を精一杯に演じているときだと思います。(本当の幸せとは誰かが必要としてくれた時であり、その役割を演じているとき)
・素直さ・優しさ・謙虚さは年齢を超えて、尊敬に値する。
・ステージで役割を演じている役者同士が感動できるのは、真剣に演じているからだと思うのです。
・「本物」こそが感動を与える。
・生涯顧客(ファン)をいかに増やしていくかという手法は時代とともに変わる。
・ブランド力の高い商品やサービスには必ずリピーター(ファン)がつきます。
・口コミ率(リファーラル率)が高いのは、お客様の満足度が高く、ブランドに対しての信頼度が高いからにほかなりません。
・リファーラル率(口コミ率)がブランドの指標となる。(リピート率も)
・ひとつでも0があるとすべてが0になってしまう。サービスは掛け算。
・サービスの品質を決めるのはお客様ではなく、スタッフ。評価するのがあくまでお客様。
・個人の能力依存が事故の元。本当に大切なのは、なぜうまくいったかを振り返ることです。成功も失敗もすべて分析し、細部を見つめて、「仕組み化」しない限りよいサービス(企業文化・ブランド)はできません。
※ディズニーのSCSE
・仮説→実行→検証→仕組み化。仕組み化を入れないと再現性が低くなります(=集団で同じ方向性を向けなくなる=企業文化にはならず。企業文化には仕組み化が必要)
・往々にして大きな習慣ができていない時には、小さな習慣が崩れていることが多いのです。(だからこそまずは変化を小さく。本質の習慣を小さな変化から意識してつけることが大事。本質の習慣を意識してつけることができれば、それを転換して大きな習慣にも応用することができる。)
・人は場さえ用意すれば、勝手にまとまり、適応する。
・「解釈力」解釈力を磨きながら人生を歩んでいくと、どんな小さなことでも意義があることに気がつきます。
・「解釈力」にこそホスピタリティの精神があり、感動のサービスの根本的な考え方があります。
・解釈力を磨くことで、品質は高まる。
・サービスは掛け算。感動のサービスを実現しつづけていく上で重要なのは、ひとつとしてマイナスをつくらないこと。(ひとつとして×0があったら0になってしまうのがサービス。、だからどんなに時間をかけてもコミュニケーションを図ることが大切。意義や価値の解釈の乱れがあった時、誇りを感じていない方には根気欲話をしていきます。)
・ゴールを明確に描く最大のメリットは選択力がつくことです。つまりカラーバス効果。「意識している」とそれが目に付くようになるのです。
・ゴールを描いていると、与えられたチャンスを敏感にキャッチできます。
・ゴールがはっきりすると、一定の時間の中で、成果をあげるために何をやらなくてはならないかが意識できるようになります。(時間も意識できるうになるし、何をすべきかも意識できるようになる。)
・人間は自らが描いたところまではいける。
・組織に所属している人は、個々の目標達成とその組織の目標達成がうまく「掛け算」されることによって、すばらしい成果がだせる。
・個人の結果が最終的に組織の結果に結びつくとは限りません。個人の目標を管理し(組織で)、組織の運営に活かそうと考えるならば、「組織の目標と個人の目標とのすり合わせ」ははずすことはできません。
・個人が本当に持続的に成長できる方法は、仕事を通じて人の役に立つことだと思います。(だからまず自分の価値観をしる。その上で企業の価値観をしる。win-winが理想。)
・よいチームとはそれぞれのすばらしさの掛け算。
<以下引用終了>
知識が幅広く、深くて何度も読み直そう。