作品一覧 2023/07/22更新 考える脳 考えるコンピューター〔新版〕 試し読み フォロー クオンタムユニバース 量子 すべては近似にすぎないのか? 試し読み フォロー NUMERATI ビッグデータの開拓者たち 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 伊藤文英の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 考える脳 考えるコンピューター〔新版〕 ジェフホーキンス / サンドラブレイクスリー / 伊藤文英 タイトルが面白そうとは思ったが、松尾先生の推薦があったので購入した。 内容は期待以上だった。知能がどのように実現されているのか、についての答が書かれていると思った。興味のあるテーマであったので興奮した。 タイトルで損をしていると思う。 さらに約20年前に書かれたものであることは驚きであった。Cha...続きを読むtGPTなど、現在の人びとの生活への浸透が進みつつあるAIはこの理論を裏付けるものであると思う。 この後、AIや、AIが浸透した世の中がどうなるのか、とても興味深い。自分なりに考えていきたい。 Posted by ブクログ クオンタムユニバース 量子 すべては近似にすぎないのか? ブライアン・コックス / ジェフ・フォーショー / 伊藤文英 粒子はどのような法則に基づきこの世界を構築しているのか。分子、原子、陽子、電子、中性子、クォーク。量子の世界は標準モデルとしてまとめあげられた。しかしまだ重力の統合はなされていない。明快な説明に助けられて量子の世界の法則を垣間見る。ファインマン・ダイヤグラムの意味がようやく分かった。いろいろな本で説...続きを読む明がされていたが、この本の説明でようやく明らかになった。といっても深い意味が分かったわけではないが。とても分かりやすいが二度三度と読み返すとより理解がすすむだろうな。 Posted by ブクログ NUMERATI ビッグデータの開拓者たち スティーヴン・ベイカー / 伊藤文英 オフィスワーカーが数値化、モデル化され、そして最適化の対象となる。業務の効率化のために、あるときは単なるコストとみなされ、そしてある時はモデル化のための数値とみなされる。個人の意思も数値化できるという前提があるのだろうか。オフィスワーカーにとって便利になる一方で悲しい未来に向かって、着実に歩みを進め...続きを読むている。 昔、個人商店主がいたるところにいた。個人の嗜好を把握して適切なソリューションを提供してくれる顔なじみの店主は、最高の営業マンであり、コンシェルジュだった。彼らはコミュニケーションを豊富にとり、行動を観察していた。 現代の我々は、コンピュータと会話をして、行動を積極的にコンピュータにインプットし続けている。数値化された我々はNumeratiの思いのままということだ。 親切な店主の様に、我々の気持ちを汲み取ってくれれば良いのだが、今は知らず知らずのうちに押し売りされている危険もある。ネットの向こう側にいる店主は、顔が見えないどころか、人間かコンピュータかも判らないので、善人か悪人かの判断ができない。 コンピュータが中心の世界では、自分をコンピュータに認識させなければ、存在しないも同然になる。上手く認識させれば実世界以上の存在になることも可能だ。しかし、存在を知られたくなければ、徹底的に認識されることを避けなければいけない。これは、非常に大変なことだ。 コンピュータに何をさせ、何をさせないか。サイバー社会に住む我々は、賢く立ち振る舞うことが要求されている。 Posted by ブクログ クオンタムユニバース 量子 すべては近似にすぎないのか? ブライアン・コックス / ジェフ・フォーショー / 伊藤文英 量子力学の本。全11章とエピローグ。 2016年6月20日初版。 他人から貰った。 8割位の理解。今現在、新聞ではより新しい事が記事になっていることもあるし、他の宇宙に関する新書の知識もあるからとは、と思っていた。 量子力学も科学技術で応用される分野でもあるので、全理解しようと思ったが、8章「原...続きを読む子のきずな」がきっかけで分からない記述が増えた。これからも量子力学の分野を他の書物などで理解を深めたい。 Posted by ブクログ クオンタムユニバース 量子 すべては近似にすぎないのか? ブライアン・コックス / ジェフ・フォーショー / 伊藤文英 不可解な量子の世界の理解が、いかに多くの物理や化学の現象の根本からの(科学的に)整然とした説明が可能か?!、を、結構ドッシリと説明した書籍。 敢えて数式の掲載を控え過ぎず、むしろ「数式は可能な限りは控えるけど、これを理解すれば科学的満足感が得られるんだぞ!、という部分は敢えて出すし、詳細も説明する。...続きを読むだから是非とも努力して理解してみろ!、絶対面白いぞ!」という、何とも情熱的な科学者の情熱を感じるわけです。 しかし、翻訳本に在りがちな、冗長な?(冗談交じりの)文章で延々と数式と理論の説明をされると、うーーーん、さすがに全数式と全文章を追って理解しよう・時間を投資しようって気にはなれませんでした... ただ、「量子論って、何だか現実感を伴わない、いかにも特殊な世界を科学的に表現する時だけに使われるモノだよね?」的なイメージは覆された。 化学の周期律表の規則性も、量子論で整然とした説明がつく(完全にではないが)という部分は、へえーなるほど!と改めて納得。 敢えて全文を読もうとせず、読めるとことだけ拾い読みしても面白い書籍だとは思いました。 Posted by ブクログ 伊藤文英のレビューをもっと見る