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作品一覧 2019/03/31更新 幻想の経済成長 試し読み フォロー 日本-喪失と再起の物語 黒船、敗戦、そして3・11 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> デイヴィッド・ピリングの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 幻想の経済成長 デイヴィッド・ピリング / 仲達志 GDPの有用性を認めつつも、人間の幸福度を測るには問題があることを提起しています。筆者は今までの経済記事を、鵜呑みにはしない方がいいよと言っているように思います。すごく乱暴に例えるなら、工場を建てて環境を破壊して、さらにその環境を戻すための施設をつくればGDPは増えるのだろうけど、それでいいですかと...続きを読むいうことかと。国民一人あたりのGDPというワードを少し疑いながら、報道を見ることになりそうです。 Posted by ブクログ 日本-喪失と再起の物語 黒船、敗戦、そして3・11(下) デイヴィッド・ピリング / 仲達志 下巻では、高齢化、ロスジェネ、歴史問題、ジェンダー問題と、意見も分かれ且つ非常にデリケートな社会・政治問題へと切り込んでいく。様々な人とのインタビューや論評を元に書いていくが、全体的には中道左派寄りの人々の意見に好意的・近年勃興してきた「ナショナリスト」には手厳しい。著者の日本語版あとがきで書いてい...続きを読むる通り、「日本の内部から徹底的に調べたり、考察したりしようと努めたが」あくまで本書は「部外者の視点で」「他国の人間の目に日本がどのように映っているか」を表現している。 だからこそ面白かった。 ジェンダー問題については他国視点というより「女性視点」が強調されており、そしてちょっと「偏り過ぎじゃ・・・」と思うが、男性としては「女性からするとこういう社会にみられている」と襟を正すべきか・・・ Posted by ブクログ 日本-喪失と再起の物語 黒船、敗戦、そして3・11(下) デイヴィッド・ピリング / 仲達志 FTアジア編集長著、原書はBending Adversity - Japan and the art of survival。エコノミストやタイムズ紙などが大絶賛するだけあって、戦前、戦後の歴史、経済、文化、社会などを表面的な事象にとどまらず、ジャーナリストらしいインタビューを踏まえて非常に明快にま...続きを読むとめられている。 日本人としても、改めて自分の立ち位置について深く考えさせられる素晴らしい一冊。 Posted by ブクログ 日本-喪失と再起の物語 黒船、敗戦、そして3・11(下) デイヴィッド・ピリング / 仲達志 上巻からおもしろかったですが、最後まで緩みなくおもしろかったです。政治・行政・経済のトップクラスや文化人から、阪神大震災や東日本大震災で被災した普通の市民、さらにはそういう特別な経験は特にないごく普通の市民まで、実に幅広い日本人にインタビューをしており、しかも多様な意見をバランス良く採り上げてくれて...続きを読むおり、非常に勉強になるとともに、好感が持てました。 作者自身の意見もかなりはっきりと述べられており、日本の実情をよく知る外国の知識人にとって、今の日本がどのように見えるのかについて知ることができるのも、日本人として実に参考になります。 訳も非常にこなれていて読みやすいですし、高校生以上の人には一度はぜひ読んでもらいたい本だと思いました。 Posted by ブクログ 日本-喪失と再起の物語 黒船、敗戦、そして3・11(上) デイヴィッド・ピリング / 仲達志 以前から新聞書評で見かけて気になっていた本でしたが、読み始めると期待以上のおもしろさ。フィナンシャル・タイムズの記者による日本論ですが、日本を是々非々で見ていて、非常にバランスの取られた意見で説得力があると思いました。 引き続き下巻も楽しみです。 Posted by ブクログ デイヴィッド・ピリングのレビューをもっと見る