デイヴィッド・ピリングの作品一覧

「デイヴィッド・ピリング」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 幻想の経済成長
    GDPの有用性を認めつつも、人間の幸福度を測るには問題があることを提起しています。筆者は今までの経済記事を、鵜呑みにはしない方がいいよと言っているように思います。すごく乱暴に例えるなら、工場を建てて環境を破壊して、さらにその環境を戻すための施設をつくればGDPは増えるのだろうけど、それでいいですかと...続きを読む
  • 日本-喪失と再起の物語 黒船、敗戦、そして3・11(下)
    下巻では、高齢化、ロスジェネ、歴史問題、ジェンダー問題と、意見も分かれ且つ非常にデリケートな社会・政治問題へと切り込んでいく。様々な人とのインタビューや論評を元に書いていくが、全体的には中道左派寄りの人々の意見に好意的・近年勃興してきた「ナショナリスト」には手厳しい。著者の日本語版あとがきで書いてい...続きを読む
  • 日本-喪失と再起の物語 黒船、敗戦、そして3・11(下)
    FTアジア編集長著、原書はBending Adversity - Japan and the art of survival。エコノミストやタイムズ紙などが大絶賛するだけあって、戦前、戦後の歴史、経済、文化、社会などを表面的な事象にとどまらず、ジャーナリストらしいインタビューを踏まえて非常に明快にま...続きを読む
  • 日本-喪失と再起の物語 黒船、敗戦、そして3・11(下)
    上巻からおもしろかったですが、最後まで緩みなくおもしろかったです。政治・行政・経済のトップクラスや文化人から、阪神大震災や東日本大震災で被災した普通の市民、さらにはそういう特別な経験は特にないごく普通の市民まで、実に幅広い日本人にインタビューをしており、しかも多様な意見をバランス良く採り上げてくれて...続きを読む
  • 日本-喪失と再起の物語 黒船、敗戦、そして3・11(上)
    以前から新聞書評で見かけて気になっていた本でしたが、読み始めると期待以上のおもしろさ。フィナンシャル・タイムズの記者による日本論ですが、日本を是々非々で見ていて、非常にバランスの取られた意見で説得力があると思いました。
    引き続き下巻も楽しみです。

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