「新刊ラジオ」のパーソナリティ、矢島さんが出版した本。
読書術の本は多々あれど、「ビジネス書」に重きを置いて書かれた本は珍しいのではないだろうか。
本に倣って、この本をひと言で表すなら「本を読む楽しさを倍増させてくれる本」。
(「能動的に本を読む方法」と言ってもいいけれど、それだとちょっと堅苦しい
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多分に個人的な理解を混ぜてまとめると、
・本を読んだときに感じる「なるほど」「それは知らなかった!」「それって本当?」「この人凄い!」といった感情をメモとして残す。
・それにより読んでる「自分」を明確にできるし、記憶と感情は強く結びついているから後になっても思い出しやすい。
・アウトプットするときも、自分の感情の通りにメモが残っているからすんなりアウトプットできるし、楽しい。”
といったところ。
印象に残った箇所は
(1)対話読書をやりやすくするために、著者のビジュアルをイメージする
→目から鱗。確かにこれによって本の吸収度合い・読み易さが変わりそう。
(2)付箋もマーカーもそのとき「何か」を感じたという目印にはなるかもしれませんが、その何かは時間とともに忘れてしまいます。それなら、よりその「何か」をはっきり書き残すメモの方が自分自身のためになる。
→耳が痛い。マーカーを引いたっきりで後で読み返して「なんで引いたんだっけ?」と思うことが多々あるので、今後はちゃんとメモを残そうと思う。