作品一覧 2020/11/16更新 あの戦争から遠く離れて 私につながる歴史をたどる旅 試し読み フォロー 黒島の女たち 特攻隊を語り継ぐこと 試し読み フォロー 子どもが作る弁当の日 「めんどくさい」は幸せへの近道 試し読み フォロー 祖国の選択―あの戦争の果て、日本と中国の狭間で―(新潮文庫) 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 城戸久枝の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 子どもが作る弁当の日 「めんどくさい」は幸せへの近道 城戸久枝 子どもにお弁当づくりをさせてもたせる試み。 我が子の学校でも町をあげての食育の取り組みとして毎年行われているものの、何となく意図は分かるけど…くらいの理解力でしたが、これを読んでみて、もっとその裏に隠れていたコンセプトが見えてきました。 弁当の日を始めた校長先生の考えがしっかりと伝わり、なるほど!と...続きを読む思うとともに、その輪を広げて子どもたちを救いたいという思いに涙してしまいました。 Posted by ブクログ あの戦争から遠く離れて 私につながる歴史をたどる旅 城戸久枝 「落葉帰根」という言葉を教えてもらったのは もうずいぶん前のことだった その時は戦争に関する一つのキーワードとして 記憶していたような気がする この一冊を読み進めていて 何度も蘇ってくることばが この「落葉帰根」だった 壮絶としか言いようのない 満州からの引き上げの中 運命としかいいようのない ...続きを読む満州残留孤児である 城戸幹さん(孫 玉福)の半生を 辿るノンフィクション 時代が文化大革命の時代であったこともあり 想像を絶する事柄が次から次へと 襲い掛かってくる 第一部の それだけでももの凄い衝撃的な内容である のてすが 第二部として 城戸幹さんの娘さんである著者の久枝さんが 中国と関わっていく物語(ノンフィクション)が その上に丁寧に重ね合わされて 語られていく 私たち日本人は 被害者の子供である でも 加害者の子供でもある ことを 静かに 考えさせてもらえる すばらしい一冊です Posted by ブクログ あの戦争から遠く離れて 私につながる歴史をたどる旅 城戸久枝 中国残留邦人となった著者の父親、祖父、著者自身を描いたノンフィクションの名作。 戦後の混乱、文化大革命、満州国軍、帰国後の苦難、面子の文化、反日教育、そして親子の絆など、歴史から現代に繋がる読みどころが満載である。 絶望的な苦難の末に、日本に帰国する事となった息子が、敵国の子供を育てあげた母親との...続きを読む別れのシーンは、本当に泣ける。 2018年現在で、マイベスト・ノンフィクションです。 ここまでの作品までの作品にできたのは、著者の父親や祖父の几帳面な血統を著者が受け継いだのだと思う。 Posted by ブクログ あの戦争から遠く離れて 私につながる歴史をたどる旅 城戸久枝 「日本人が日本で日本人として生きる」 当然のことが難しい状態に陥る。 そのようなことにはなりたくないなぁ。。。 Posted by ブクログ 黒島の女たち 特攻隊を語り継ぐこと 城戸久枝 新聞の書評を読んで。 城戸さんの作品は2作目になる。 親しみやすい文章と感性なので。とても読みやすいと思う。 どういう経緯で書くことになったのかは、読み進めていくうちにわかっていくが、居心地の悪さを感じながらの取材というのが読み手にも伝わってくる。 途中から完全に映画監督の小林広司さんとちえみ...続きを読むさんの話になる。 (三分の一くらいはそうかも?) 黒島についてドキュメンタリー番組を制作し、その後病気と闘いながら本にして残したい、と執筆された小林さん。 看取った後、その遺志を受け継ぐように黒島に行くようになった奥様。 黒島の歴史というよりは、何となく、お二人について書いた本のような印象に。 恥ずかしながら、黒島について全く知らなかった。 さらに小林広司さん、奥様のちえみさんについても。 ご苦労の末自費?出版された「黒島を忘れない」や、有吉佐和子さんの本も読みたくなった。 黒島の歴史について知る良いきっかけになった。 Posted by ブクログ 城戸久枝のレビューをもっと見る