黒島の女たち 特攻隊を語り継ぐこと

黒島の女たち 特攻隊を語り継ぐこと

1,426円 (税込)

7pt

3.7

終戦間際の1945年、昭和20年の春――。
薩摩半島南部にある知覧や大隅半島の鹿屋、串良の飛行場から、数千人の二十歳前後の若者たちが、爆弾を抱えた飛行機とともに沖縄を目指して飛び立った。
自らのいのちと引き換えに、敵機に特攻するために……。

しかしながら、6人の特攻隊員が、鹿児島と沖縄のあいだに浮かんだ黒島という小さな島に辿り着いている。
黒島の人たちは、けんめいに介抱した。
それによって、いのちを救われた兵士たちもいた。
そんな元特攻隊員と、黒島の人たちとの交流は、70年が過ぎた現在でも続いている。

老いとともに途絶えていくきずな。風化される記憶。
それでも、あの戦争を語り継ごうとする人たちがいる!
「あの戦争から遠く離れて」の大宅賞作家が、自らのライフワークに取り組んだノンフィクション作品。

...続きを読む

黒島の女たち 特攻隊を語り継ぐこと のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    タイトルから勝手に想像していた内容(戦争体験を現在に語り継いでいる黒島の女たち)とは随分違う。記述もストレートではない。継がれているのは「黒島」体験と読みましたが、著者と黒島の関わりが今一つ判然としません。小林広司さんご夫婦の闘病記の件は読ませます。

    0
    2017年04月15日

    Posted by ブクログ

    作者がどのようにして「あの戦争」を語り継ぎたいのか、という意気込みについてはよくわかった。しかし調査が足らない。当時のことについて、資料面からの調査が全然されていない感じだし、ひとりひとりの証言者の話が薄い。
    「インターミッション」とかいう言葉遣いは「あの戦争から遠く離れて」を彷彿とさせる。「あの戦

    0
    2017年03月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新聞の書評を読んで。

    城戸さんの作品は2作目になる。
    親しみやすい文章と感性なので。とても読みやすいと思う。

    どういう経緯で書くことになったのかは、読み進めていくうちにわかっていくが、居心地の悪さを感じながらの取材というのが読み手にも伝わってくる。

    途中から完全に映画監督の小林広司さんとちえみ

    0
    2017年04月17日

黒島の女たち 特攻隊を語り継ぐこと の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春e-book の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

城戸久枝 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す