鈴木直の作品一覧

「鈴木直」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2020/02/17更新

ユーザーレビュー

  • 時間かせぎの資本主義――いつまで危機を先送りできるか
    近年読んだ本のなかで一番面白かったです。星6つ、7つの評価です。本文もそうですが、文末の訳者の解説も改めて頭の整理が出来たので非常に重宝しました。本書で主に議論の対象としているのは欧州と米国といういわゆる「西側」の民主主義的資本主義国家群です。そしてこれらの国々での資本主義が第二次世界大戦後どう変化...続きを読む
  • スミス・マルクス・ケインズ――よみがえる危機の処方箋
    経済学の3大巨人の物語 著者の造形の深さも巨人並み
    近代経済学が問われている
    経済体制論はケインズで封印してしまった
    現在は「静的最適経済論」
    中世の宗教学と同じ、呪文の世界
    時代は間違いなく「資本主義経済体制」を問うている
  • スミス・マルクス・ケインズ――よみがえる危機の処方箋
    アダム・スミス、マルクス、ケインズの生涯をたどり、彼らが見据えたものを再確認しながら経済の捉え方を考え直す試みである。現在の経済学が全くの無用の長物とは思わないが、あまりにもそれが幅を利かせすぎているのが問題だ。そういった意味で、著者の主張には一見の価値がある。
  • 時間かせぎの資本主義――いつまで危機を先送りできるか
    正統の経済学とは違った視点からの資本主義の貴重な分析。著者のバックグラウンドは社会学とのことだが、そういった異なる分野からの経済の検討は大切にしていかなければいけないのではないか。
  • 時間かせぎの資本主義――いつまで危機を先送りできるか
    ケインズ的混合経済に代わってハイエク的自由主義経済が本流に腰を据えた70年代以降、「インフレ」「国家債務」「家計債務」と手段を変えつつファイナンス原資を確保し、果実を恣(ほしいまま)にしてきたファナティックな市場主義者=資本家。本書は彼らに対する糾弾の書である。金融危機の余波も覚めやらぬ2012年の...続きを読む

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!