作品一覧 2023/04/28更新 学研まんが NEW日本の歴史(2021改訂版) 試し読み フォロー 明治維新と幕臣 「ノンキャリア」の底力 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 門松秀樹の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 明治維新と幕臣 「ノンキャリア」の底力 門松秀樹 “幕末”や“明治維新”と言えば「語り尽されている?」ような気がしないでもないが、実はマダマダ「新しい視角」が存在する…そんなことに気付かせてくれる一冊だった。多くの方にお奨めしたい!! Posted by ブクログ 明治維新と幕臣 「ノンキャリア」の底力 門松秀樹 ふと思った疑問が膨らみに膨らんで手に取った一冊。 明治維新(旧幕臣からすれば「御瓦解」)前後の行政機関がどのように運営されていたのかを十分に示している一冊。 読んでいると行政に携わる人間の移り変わりがよく理解でき、明治10年代と1桁代の行政機構の違いが肌感覚で理解できるようになると思う。 ただし、...続きを読む他の方のコメントにもあるように、維新全体の流れ以上に、その点の記述にもう少し厚みが欲しかったのが正直なところ。 ただ、この一冊で維新前後の流れをあらかた追えるように出来ているとは思えるし、行政機関としての江戸幕府についても冒頭で確認できるつくりになっていることは、新書である以上ポジティブに捉えてもよい構成だと思う。 読んでいて、本社から来た人間を支社(出先)で迎える側の感情にはさまざまなものがあると推測されるが、そういう話ってこの頃にもあったのだろう、と勘ぐった。 繰り返しになるが、そんなことを考えさせてくれる「ノンキャリ」の働きぶりをもう少し見たかったというわがままを思い起こしつつ、本社支社環境への気付きを与えてくれた一冊。 Posted by ブクログ 明治維新と幕臣 「ノンキャリア」の底力 門松秀樹 明治維新における歴史的流れも、上手くまとめられててとても興味深い。 江戸幕府における役職の説明まで、結構細かく為されててうちの息子もこの辺りが大好きで質問して来るので助かったりしました。 Posted by ブクログ 明治維新と幕臣 「ノンキャリア」の底力 門松秀樹 戊辰戦争後、多くの幕臣は静岡藩に移ったが、奉行より下のなど多くの御家人は、給与が必要でそのまま維新政府に勤めた。そこ後、西洋式マネジメントが普及すると彼らの出番がなくなり退職していった。 Posted by ブクログ 明治維新と幕臣 「ノンキャリア」の底力 門松秀樹 明治維新の政権交代の際に、政権トップの顔ぶれは当然変わったが、行政現場では人も仕組みもそのまま引き継がれたことをさまざまな文献から明らかにした書である。 幕末に関する書は多いが、多くは薩長側または新撰組の視点から書かれているが、本書は江戸幕府の統治機構(老中制など)のできる経緯や、幕末の幕府改革...続きを読むなど幕府政府の視点で説明していて、新鮮に感じた。 また、給与や各組織の下の方まで説明しており、興味深く読んだ。これらの点だけでも類似の本は少ないのではないだろうか。 明治維新がスムーズに立ちあがったのに江戸幕府の遺産も大いに役立ったことが示され、本書の読者の歴史観に一石を投ずるだろう。 Posted by ブクログ 門松秀樹のレビューをもっと見る