作品一覧 2018/06/08更新 新訳 ジキル博士とハイド氏 試し読み フォロー ジキル博士とハイド氏の怪事件 試し読み フォロー 世界名作シリーズ 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> スティーヴンソンの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 小学館ジュニア文庫 世界名作シリーズ フランダースの犬 ウィーダ / 田邊雅之 / 日本アニメーション なぜ今になってこの本を読みたいと思ったかというと、 ①フランダースはベルギー(大陸ヨーロッパ)のお話なのに、作者ウィーダはイギリス人だったという衝撃 ②主人公ネロはルーベンスの絵を見て死んだという事実を聞き、美術好きの自分としてはその経緯を見ておきたいと思ったから。 結末はなんとなく知っている...続きを読むはずなのに、児童文学なのに、終盤は読みながら涙が出てきた。悲しいけれど良い話だった。 Posted by ブクログ 新訳 ジキル博士とハイド氏 スティーヴンソン / 田内志文 ジキルとハイドというと、善良な建前と醜悪な本音の対比 というイメージだったが、そんなに単純ではないようだ。 一方は長年の抑圧から解放された純粋な悪、もう一方は善悪を併せ持つ複合体。きっかけは享楽への欲望だったはずなのに、残忍で凶悪な行動をエスカレートさせていくハイド。しだいにハイドに身体を乗っ取られ...続きを読むていくジキル博士。 色々な解釈ができそう。 『享楽への欲望』が何を指すのかは解説を読んでそういうことか、となった。 Posted by ブクログ 小学館ジュニア文庫 世界名作シリーズ 小公女セーラ バーネット / 田邊雅之 / 日本アニメーション 小学生ぶりに読みました。登場人物の描写であるセリフや仕草が細かく設定されており、引き込まれる大好きな作品です。 財産がなくなったとたんに態度を変えるミンチン先生はどんなことを考えているのか考えながら読みました。 大学生になってから小学生時代に読んだ本を読み返すととても面白いです。 Posted by ブクログ 新訳 ジキル博士とハイド氏 スティーヴンソン / 田内志文 この時代のイギリスに興味がありまたタイトルだけ知っているなと思っていたので読んでみた。 解説を読んで男色云々の話を知って驚いた。長い話ではないのでこれを踏まえて再読したい。 Posted by ブクログ 新訳 ジキル博士とハイド氏 スティーヴンソン / 田内志文 以前も数回読んだことがある。 善と悪のバランス・理想や抑圧・社会的な顔と人間としての顔。 様々な要素が絡んでいる。 結局、ジキルそのものが利己的なように読める。 決して「ジキルが善」として描かれていないところが、ミソな気がする。 人当たりは良いけれど、彼の言動には身勝手なところがある。 何度読んでも...続きを読む面白い。 いつも解説を読まずに、純粋な感想を書いているのだけれど、今回、解説を読んで、「男色」という視点からも楽しめる作品なのか、と一層興味がわいた。 確かに、作中にちょこちょこと性的なものを想像させる言葉が使われているな、とは思っていたけれど、当時の社会的な背景を思いながら読むと、面白さが増すだろうな。 つまり、まだまだ再読の価値あり、ということだ。 2003.9.11 やりたいほうだいのことを一度してしまうと、くせがついて二度とまともな状態にはなれない、ということだろうか。ジキル氏は、自分が今までかくし、おさえてきた感情に身をまかせて、ダメになってしまった。ちょこちょことその欲求をみたしてきていたらよかったのかもしれない。我慢し過ぎはよくない。良い行いをふんだんにして、背も高くなったジキルは、その背と同じだけの欲求をかかえていたのかもしれない(ちょっととんちんかんな文章だ)ようするに、バランスが大切。かたよりすぎるのは、よくない。 1999.2.21 話の大筋は以前から知っていたのだが、展開の形式が興味深かった。ジキルの心と、ハイドの心の差が、伝わってきた。善と悪という人間の2つの姿がくっきりと浮かび上がっていて、面白かった。私が思うに、高尚な理想は、かえって人をダメにしてゆくのではないか。私は、目的性や厳しさを否定しているのではない。ただ、何事も、やはり中庸が大切なのだ、と思う。ジキルが自分の享楽性を認め得たなら、こうはならなかったのではないか。 Posted by ブクログ スティーヴンソンのレビューをもっと見る