作品一覧

  • 離婚で壊れる子どもたち~心理臨床家からの警告~

    Posted by ブクログ

    離婚において、子どもに与える影響が事例に分かれ、取り上げられている。先進国では日本が唯一単独親権で、共同親権のアメリカや韓国の事例など、今の日本で議論されている「単独親権のまま」か「共同親権」か決めていく過程において、非常に参考になる著書。
    いずれにしても子を育てる立場にある親の勝手で子どもが不幸になることはあってならないし、いかに子ども中心でこの議論が進められるかが鍵だ。
    端々に著者としてのメッセージが散りばめられており、それをきちんと論理的に語られており、理解しやすく読みやすい。

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    2024年01月26日
  • 離婚で壊れる子どもたち~心理臨床家からの警告~

    Posted by ブクログ

    10年以上前の本だがとても勉強になった。
    夫婦目線の本ではなく子供目線の本。
    この本は決して、離婚は子供に悪影響があるから踏みとどまりましょう、と言う内容ではなく、日本でも3組に1組は離婚している現状において、離婚を前提にしながら離婚が子供に与える影響、特に共同親権について書かれている。また、前半の発達心理の部分も分かりやすく勉強になる。

    日本では離婚は夫婦の別れ=親子の別れとなっているが、片親から引き離された子供の傷は永遠に癒えることはないとの事。子供にとっての最高の親は両親である。たとえDVやアルコールや薬物依存の親であってもだ。海外では親教育プログラムを行ったりカウンセリングを積極的に

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    2023年06月07日
  • 離婚で壊れる子どもたち~心理臨床家からの警告~

    Posted by ブクログ

    離婚が子どもに与える影響について、米国などの事例も含めて書かれていて大変参考になった。
    特に印象深かったのは、どんなに葛藤を抱えた夫婦の離婚であっても、子の養育計画を決めなければ離婚届が出せないというサンフランシスコのシステムだ。
    そして、離婚後も子どもを第一に考え「共同養育」をサポートする様々な取り組み。

    離婚すると片親と会えないという状況が、日本の離婚家庭で多い中、真に子どものことを考えどうすればいいのか考えるのに役立つ一冊だと思う。

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    2016年01月30日
  • 離婚で壊れる子どもたち~心理臨床家からの警告~

    Posted by ブクログ

    「子供にとって両親の離婚は大きなストレスになる。
    だけど、それ以上にもっと深刻なダメージを与えるのは、
    離婚後、別居親と子供の関係が断絶されることである。」

    最良の親は両親であることは常々考えていたけど、離婚してその関係性をどうやって続けていくことがよいのか、という疑問に、共同養育というキーワードが回答してくれた。

    具体例を交えながら、丁寧に考察の進む良書。
    子どもがいて離婚を検討する夫婦は是非読んでほしい。

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    2015年01月20日
  • 離婚で壊れる子どもたち~心理臨床家からの警告~

    Posted by ブクログ

    子どもがいるけれど離婚も考えているという方にぜひ読んでほしい本です。離婚が子どもにどれだけ影響するのか、私自身悩みに悩んだことでした。もっと早くに出会いたかった。

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    2013年11月17日

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