文章には、書き手の知性と品性が現れます。
自分の文章が、誰かを不必要に傷つけていないか、注意することが必要です。また、文章を書く人は、伝えたいことを熟知しているはずなので、その文章を読む人が、異なる背景を持ち、どのように解釈するか、という視点が抜け落ちてしまっている場合があります。
相手に誤
...続きを読む解(異なった解釈)を与えないために、注意しなければなりません。文章が、与えられた目的を達成できるか否かは、書く人が論理的に思考できているかどうか、それを伝えるための、スキルを持っているかどうか、が試されているのです。
GW直前の月曜日、皆さんは、いかがお過ごしですか?こんな時だからこそ、できること、文章の書き方について再考するなんて、いかがでしょうか?うっかり書いてしまう、わかりにくい、勘違いしやすい文章、自分の感想をレビューすることも良い勉強になるものです。それぞれの時間を有効に…
私の勤務先では、外部に文書を出す前に、関係者に回覧してコピーチェックをするのですが、最近、立て続けに、クオリティの低い文章を見せられました。一つは、主語の形容が多すぎて、主語が何なのか分かりにくくなっている文章、もう一つは話し言葉で馴れ馴れしい文章でした。
私も、調査報告書を書くようになったころは、文章を書くことに拘りを持てず、終始、訂正されておりましたが、文章は、読む人がどんな方であっても、可能な限り理解しやすいように書くべきだと思います。
一つは、主語が(たとえ書かれていなくても)明確に分かること。もう一つは、言いたいことを重要なことに絞り込み、何を伝えたいか、相手に分かりやすいこと。最後に、文章そのものではありませんが、改行や段落を工夫して読みやすくすること(読書メーターではできませんが……)。他にもあると思いますが、今回は、ここまで!