今月いちばん印象に残ってるのは大阪芸大の本ですね。我が母校の本です。ずっと読みたいなと思ってたのですが、やっと買って読んだんです。
社会人になってから、何人か大阪芸大卒の人に会ったことがありますが「よくぞ貴方も今まで生き抜かれた!」と握手を求めたくなるような、そんな大学。その絶妙な塩梅が言語化され
...続きを読むています。国公立卒には分かるまいこの感覚。
東京芸術大学に名称が似てることから、大阪芸術大学もたまに立派な大学だと思われるのですが、月とスッポン、カレーとウンコと在学中から言われてました。(もちろんウンコ側)
本文でも、世界に羽ばたく芸術家も犯罪者も一緒に学ぶ敷居の低い学校って書いてあったけどまじその通りって感じです。(大阪芸大出身といえば中島らも。ほら、犯罪者!)
大阪芸大の人はあたまがおかしい人がばっかで、フィーリングが合う人が全くいないなと在学当時は思っていたのですが。「わいが南河内のYO-KINGや」とYO-KING的なサングラスをかけて2年間日常生活を過ごしていた俺も大概なものでした。(いわゆる目元が黒歴史)
みんなが右にいったら左に行きたくなってたまらなくなるし、競馬だったら1番人気の馬には絶対掛けたくない人間が行くタイプの大学だったので、なんとなく、今思うとめっちゃ自分に合ってた気もしてます。
夜空ノムコウでいうところの、僕の心のやわらかい場所。そこをしめつけるどころか絞殺するぐらいの勢いで当時の恥ずかしい気持ちをフラッシュバックさせる一冊でした。とても頑張ろうと思いました。