岩田靖夫の作品一覧

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2023/03/31更新

ユーザーレビュー

  • パイドン 魂の不死について
    とても読みやすかった。魂の不死を考えるとき、どう生きるかということも同時に考える。何度読んでも発見があると思われる。
  • パイドン 魂の不死について
    プラトン3冊目。いよいよソクラテスの死刑当日。

    ある日、横断歩道で信号を待っている時、今一歩踏み出しせば交通事故で一瞬で生から死の状態になるのだと不思議に思ったことがある。しかしこれは自殺行為であり、プラトンによると、我々人間は神の所有物(奴隷)であるため、勝手に死ぬこと(自殺)は裁きを受けること...続きを読む
  • パイドン 魂の不死について
    議論はあちこちに行くがシンプルな本である。

    死は生よりもよいものである。
    ただし、自ら求めてはいけない。死が与えられるのを待たねばならない。
    でなければ、現世の神への背信行為となってしまう。

    では、いかにして待つのか。
    死の準備である哲学によってである。
    哲学とは、死すべきものである肉体から、魂...続きを読む
  • パイドン 魂の不死について
    前半のイデア論にもとづく霊魂不滅の証明もおもしろいが、終盤の、ギリシア人が信じる死後の裁きとあの世の物語に関するソクラテス(プラトン)の向き合い方(p167)や、ソクラテスが毒薬を飲む前後のドラマチックな描写も印象的。プラトンはすごい。読み慣れてくるとクセになりそう。訳も読みやすくてよい。
  • パイドン 魂の不死について
    本書はプラトンの代表作のひとつで、ソクラテスの刑死の日に、ソクラテスと弟子たちとの間で議論された「魂の不滅」について、その場にいた一人のパイドンが、その日のことについて尋ねてきたピタゴラス派の哲学者のエケクラテスに話をするという形式で進む対話篇です。

    紀元前三九九年の春、ソクラテスは謂れのない罪で...続きを読む

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