作品一覧

  • 脱国家通貨の時代
    4.0
    1巻1,881円 (税込)
    キャッシュレス社会が進むなかで、ビットコインをはじめとする仮想通貨が注目されています。本書は、貨幣のデジタル化・仮想化による、地域・コミュニティ通貨の進化の流れがわかる解説書です。脱国家通貨により一国多通貨制が実現し、民間通貨の発展が貨幣選択の自由と新しい生活の質への転換される未来を展望。仮想通貨が真の通貨になるための課題、デジタル通貨により復権する地域通貨の理念などの現状を、実例をもとに解説します。

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  • とことん学ぶ通貨と為替
    -
    1巻220円 (税込)
    通貨と為替は経済を動かす大テーマ。この先の世界経済を見通すうちで役に立つ通貨や為替についての基礎知識や最新情報、歴史の教訓を1冊に詰め込みました。本書は、週刊エコノミスト2014年6月17日号で掲載した特集「とことん学ぶ通貨と為替」を電子書籍としてまとめたものです。 主な内容は以下のとおり Part1 ここがポイント!  いま知りたい1 円安はなぜ止まったのか?  いま知りたい2 外国人投資家の次の一手は?   学び直す 外国為替市場  いま知りたい3「円安・株高」はまだ期待できる?  いま知りたい4 貿易赤字拡大の原因は?  いま知りたい5 シェール革命は為替に影響する?   学び直す 為替の決定要因  いま知りたい6 ユーロ高はいつまで?  いま知りたい7 中国人民元の下落は続く?   学び直す 購買力平価説  いま知りたい8 海外企業買収は円安要因?  いま知りたい9 個人投資家のお金はどこへ?   学び直す 円相場レート  いま知りたい10 ビットコインの人気継続はなぜ? Part2 歴史は語る  基軸通貨の変遷 蘭・英・米の覇権の裏に巨大金融市場の存在  通貨危機はなぜ繰り返す? 「資本の自由な移動が原因」  ドルのパラドックス 米国の信認低下や金融危機が基軸通貨ドルの地位を高めた  歴代日銀総裁の教訓 ニクソン・ショックで躓いた佐々木氏 石油危機を克服した森永・前川氏
  • 貨幣という謎 金(きん)と日銀券とビットコイン
    3.7
    1巻616円 (税込)
    人間の幻想と欲望が、貨幣を生み出し消滅させる 金と一万円札と電子マネーは、どこがどう違うのか? 続々と登場する「仮想通貨」は国家通貨を脅かすのか? バブルやハイパーインフレはお金につきまとう必然なのか? ハイエク、ケインズなどの論を踏まえつつ、貨幣が持つ不思議な原理と振る舞い、市場や国家との関係、貨幣と資本主義の未来までを徹底的に論じる。圧倒的な貨幣論! 序章 貨幣という謎―貨幣がわかれば経済がわかる 第1章 お金は「もの」なのか「こと」なのか―貨幣と市場を再考する 第2章 「観念の自己実現」としての貨幣―日銀券とビットコインは何が違うのか 第3章 貨幣につきまとう病―バブルとお金の関係 第4章 なぜ資本主義は不安定になるのか―ハイパーインフレと投機を考える 終章 資本主義の危機と貨幣の「質」―どのお金が選ばれ、生き残るのか

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  • 資本主義はどこへ向かうのか 内部化する市場と自由投資主義
    4.7
    1巻733円 (税込)
    万人が投資家になる時代に、 幸福はあるか。 1990年代以降進んだ資本主義の徹底化=グローバリゼーションとは、私たちのあらゆる行動を「消費」へ、そして最終的には費用対効果に基づいた「投資」へと変えていく現象である――。グローバリゼーションは、私たちの行動とメンタリティをどう変えてしまったのか。市場と貨幣の綿密な考察から資本主義の原理を解明、そこから新たな展望を構想する一書。

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  • 貨幣という謎 金(きん)と日銀券とビットコイン

    Posted by ブクログ


    2014年の本だが、2022年に読んでも全く色褪せない。むしろビットコインの市民権獲得やコロナ禍の金融緩和・反動としてのインフレといった出来事を踏まえるとよりしっくりくる。
    西部忠先生の他の本も気になるな。

    ・貨幣とは「観念の自己現実化」の一つであり、社会経済・市場形成の大前提となるもの(貨幣無くして市場なし)

    ・今の金融システムは自由と自己責任という大義名分があるのに、大企業や株主は国家によって救済されると言う根本的矛盾を抱えている。

    ・貨幣間の争いが必要ではないか
    →暗号資産の業界は民間発行される貨幣とその生存競争とも言えるな。

    ・"人が笑うような愚問がたった20年後の

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    2022年01月15日
  • 資本主義はどこへ向かうのか 内部化する市場と自由投資主義

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    少子化やコミュニティの分断などに見られる「個」という現象の発生を、グローバリゼーションに見出すもの。ここまではよくある流れだが、更に踏み込み理屈を明らかにしている。

    そこには「貨幣」の観点が設けられており、全ての行動が「消費者=労働者」的な再生産ということではなく、「投資家や資本家」と同様の動きである投資という概念が浸食していきていることを上げている。

    それがために全ての行動は貨幣というものによって価値基準を画一化されており、投資家であるがゆえに行動にはリターンを求める必要がありそれらが「機会費用」として捉えられる。それがため、子育てなども自分の収益を下げるものとして認識され、少子化が進む

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    2020年05月07日
  • 資本主義はどこへ向かうのか 内部化する市場と自由投資主義

    Posted by ブクログ

    読んだ。面白かった。

    p20-

    p29-

    p41-

    p46-

    p49-

    ★p52-

    p55-

    p144-

    ★p173-

    p180-

    p192-

    p208-

    p225-

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    2011年05月06日
  • 脱国家通貨の時代

    Posted by ブクログ

    通貨の成り立ちから地域通貨までしっかり学べた。一国家一通貨は180年くらいの歴史で、普遍的ではない。貨幣価値という一次元に価値が換算されることが多くの社会課題を産んでいる。LETSのような法定通貨に交換できない通貨で、消費財の購入、企業間の取引、給与の支払いに使える、さらに信頼の回復につながるような意味づけができると良い。ということを理解した。

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    2022年07月07日
  • 脱国家通貨の時代

    Posted by ブクログ

    暗号資産について勉強するために読んでみたんですが、経済の歴史から現行の貨幣制度についての問題点まで解説されていて、経済にうとい理系人間にとってはへぇ、へぇと新しい知見ばかりの内容でした。仮想通貨が持つ力、ただの投機目的の通貨だけではないことが強く主張されていました。また、地域通貨にも話を広げ、現代の一国家一貨幣制度に警鐘を鳴らし、個々人それぞれにとっての良貨を見出す重要性を説いていた。話の内容としてはかなりわかりやすく書かれていたが、単語が専門的だったり分からないものが多かったので、注釈か説明を充実していただきたい。

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    2022年02月27日

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