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作品一覧 2023/10/11更新 圓生の録音室 試し読み フォロー 【合本版】落語名作200席 値引きあり 試し読み フォロー 古典落語 これが名演だ! 試し読み フォロー 古典落語CDの名盤 試し読み フォロー こんな噺家は、もう出ませんな 落語[百年の名人]論 値引きあり 試し読み フォロー 落語ことば・事柄辞典 値引きあり 試し読み フォロー 落語名作200席 試し読み フォロー 1~7件目 / 7件<<<1・・・・・・・・・>>> 京須偕充の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 【合本版】落語名作200席 京須偕充 落語好き 必携の一冊 youtube等で落語を聞いて楽しんでいる初心者です。 ディアゴスティーニの落語百選は持ってます。 今まで 落語のネタを書きまとめた本を探していたのですが、見つからず ようやくこの本に出会いました。 ネタを文字として見てから、落語を聴くと 愉しみが倍増する事間違いなしです。 おすすめします。...続きを読む のりチャン 古典落語 これが名演だ! 京須偕充 CDになっている落語の名演を書き起こし、聞きどころも解説して下さっている本。 聞いたことがあるお噺も多くありましたが、演者さんによって本当に個性が違うんですね。 著者さまの解説を読んでいると、どれも聞きたくなってきました。 Posted by ブクログ 落語ことば・事柄辞典 榎本滋民 / 京須偕充 ・辞書、事典好きゆゑに見慣れないものを見るとすぐにほしくなる。文庫であれば中も見ずに買つてしまふ。その最新版が榎本滋民「落語ことば・事柄辞典」(角川文庫)である。著者の文章を京須偕充氏が一本にまとめた書である。落語辞典ではない。各話の粗筋等は、最後にごく短くまとめたのが、しかも本書に関係ある話のみが...続きを読む載る。落語の内容を知りたいと思つてもほとんど役に立たない。あくまでも落語に出てくる様々な言葉や事柄の解説、説明をした辞典、といふより事典であらう。たぶん江戸の雑学の書である。編者の「序」にかうある。TBSの落語研究会の「口演五演目の落語からそれぞれ一項目ずつ、簡潔明快に、また的確に解説された『落語掌事典』は読んで楽しく、また落語を味わう者にとって、何よりの肥やしになる読み物でした。」(4頁)それをまとめたのが本書である。だから、事典としてまとめらることを意図せずに書かれた。その重複等は編者が整理し、それを「ごく大まかに六つの世界に分類して、その中で五十音順に揃え」 (7頁)たといふ。ここで「世界」といふ言ひ方をしてゐるのが落語らしいと言へようが、それは、時・所・風物、金銭・暮らし・衣食住、文化・芸能・娯楽、 男と女・遊里・風俗、武家・制度・罪、心・体・霊・異の6つである。最後の世界などは怪談話があるから、なかなかおもしろさうである。その他、江戸の庶民風俗を描いてゐる落語であればどれも必要になる。要するに江戸の社会や文化そのものが本書の対象になる。 ・例へば船徳の船、「屋根(船)と猪牙」である。屋根船は歌の文句にもあつたりする。しかし、その大きさを知らなかつた。屋形船なら大きい。しかし、「落語が主に描く時代では皆無に等しく、川遊山(水辺観光)で活躍したのは、五、六百艘の屋根船と七百艘もの猪牙船だった。」(79頁)こんなにあるのだから小さい。猪牙は「一丁艪の一~二人乗り」、屋根船は「船頭一~二人仕立てで、四人乗り程度」(同前)だつたとか。だから徳さん1人でも動かせるのだが、何 せ技術が伴はない。いくら小さくても素人は素人、それで落語になる。そんなに小さな船だつたのである。同じく大きさが分からなかったのが瓶、かめである。 「家見舞い」で大きな瓶を持つていくのだが、具体的にどの程度であらうと思つてゐた。この具体的な記述はないが、「一荷入り」「水屋」等から想像すること はできる。それほど大きくはない。私の知る大きな瓶程度の大きさであつたらしい。江戸では「埋め立て地が多い地質により、浅井戸は塩分のために洗い水にしか使え」(253頁)なかつた。だから飲み水は買つたらしい。それをふた付きの瓶に入れておくのである。その買ふ単位が一荷、つまり4斗で72リットルで あつた。大きなペットボトル36本分である。さうか、そんなに大きくないのかと思ふ。肥瓶で代用できるわけだといふわけで、この水や瓶からだけでもいくつかのことが知れる。かういふ知識は様々な江戸関連の書に載つてゐるに違ひないのだが、一々さういふ書を見るわけにもいかない。そんな時かういふ書が役立つ。「落語を味わう者にとって、何よりの肥やしになる読み物」である。「肥やしになる」ところが良い。おもしろい。現在、とりあへず順番に読んでゐるが、 これは本来さういふ書ではない。やはり辞書、事典である。さうして、いや、それ以上に読み物である。落語と関係なく読むといふのも良い。さういへば、このところ歌舞伎でかかることが増えた「らくだ」、この改訂をしたのが著者榎本滋民であつた。あのおもしろさは落語と歌舞伎の両方をよく知つてゐる人だからこそのものであらう。 Posted by ブクログ 古典落語CDの名盤 京須偕充 古典落語はジョギングのBGMに最適です。それなりにストーリーに集中できて、何回聞いても飽きなくて、一演目30分くらいあるわけで(個人の感想です) 「ジャズの名盤100選」みたいな本は、たいてい「曲の紹介」→「代表的なアーティストの紹介」的な構成になっていますけど、本書も同じようなノリで古典落語のCD...続きを読むを紹介しています。 古典落語に興味があるけと、特に好きな噺家さんがいるわけでもなく、なんとなくCDを聞きたい、という人向け。 Posted by ブクログ こんな噺家は、もう出ませんな 落語[百年の名人]論 京須偕充 著者は、圓生や志ん朝の音源のCD化を手がけた名プロデューサー。題名の言葉はこの方が言ったのではなくて、4代目橘家圓喬が噺を終え講座を下りた後、見ず知らずの隣同士の人が誰彼と無くかわした言葉だそうです。 明治時代のこと。それから時代を経て、昭和の名人だとか言われるようになりましたが、はてさて名人という...続きを読む定義はどこにあるのか、誰が決めるのか。「えぇ、名人・・・なんという言葉がありまして・・・」と志ん朝もまくらで語っていますが、ものを作ったり、形に残るものに対しての名人はあるかもしれないが、落語となると・・・と言葉を濁しています。演じ終わった後、あまりのうまさに客席が静まりかえり、演者が引き揚げ際、どよめいて拍手喝采がおこったなどという噺を私も聴いてみたいものです。 Posted by ブクログ 京須偕充のレビューをもっと見る