作品一覧 2016/06/10更新 世界を動かした21の演説 ― あなたにとって「正しいこと」とは何か 試し読み フォロー 善意で貧困はなくせるのか?――貧乏人の行動経済学 試し読み フォロー 発想を事業化するイノベーション・ツールキット ―― 機会の特定から実現性の証明まで 試し読み フォロー もはやITに戦略的価値はない 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 清川幸美の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 善意で貧困はなくせるのか?――貧乏人の行動経済学 ディーン・カーラン / ジェイコブ・アペル / 清川幸美 / 澤田康幸 開発経済学に関して、数式や経済学の理論などを用いずに文章で明快に解説されていて、初学者でも読みやすい内容だった。 日常や仕事においても考え方が応用できそうな内容ばかりだったので、困難にぶつかった時はまた読み返したい。 Posted by ブクログ 発想を事業化するイノベーション・ツールキット ―― 機会の特定から実現性の証明まで デヴィッド・シルバースタイン / フィリップ・サミュエル / ニール・デカーロ / 野村恭彦 / 清川幸美 発想を実際に事業化するためのツールが記された本。 イノベーションの定義等、MBAで学んだ概念と少しずれがあり、若干もやもや違和感。 メモ ・イノベーションへの4プロセス 機会を定義する define アイデアを発見する discover 設計を作り上げる ...続きを読む develop イノベーションを証明する demonstrate ・イノベーションの分類 製品イノベーション プロセスイノベーション ビジネスモデルイノベーション ・ビジネスモデルイノベーションの対象構成要素 顧客、顧客経験、流通チャネル、ブランド戦略、収益源、中核商品、補助商品、中核的プロセスと資源、実現プロセスと資源、価値創造パートナー、コスト構造 ・機会を定義する。実行可能なイノベーションの機会を作り出す。機会定義されればプロジェクトの範囲を定め、明確化できる。 ・jobs to be done 機能的側面と感情的側面、後者には個人的次元と社会的次元がある。 これをより本質的な高次元のものにあげることで新たなヒントが見出せる ・ジョブマッピング。ジョブを8つの行動に分解し、ジョブのために節目節目で何が行われているかを見出す。 定義する、探し出す、準備する、確認する、実行する、監視する、修正する、完了させる。各段階で想定される課題を機会として特定し、アイデア出しにつなげていく。 ・結果期待。 JTBDを定義した後、結果が望ましい、望ましくない、顧客、ソリューションの2軸でJTBDに対する結果期待を洗い出していく。 ・シナリオプランニングは変化に伴うリスクを認識しつつ、変化について深く考えるための一般的な指針。 シナリオから意味することを読み取り、行動計画を策定する。 ・発見的再定義。システムの全体像を部分像を描いてアイデア発想の焦点を絞る。 システム要素とJTBDの関係を特定して名前をつける。 ・9つの窓。9つの異なるレンズを通して機会をみる。時間の過去現在未来と規模の上中下で要素を整理して、イノベーションの機会を検討する。 ・プロジェクトチャーター。チームの集中を保ち、軌道からそれないようにするもの。プロジェクトの背景や目的、実行計画などを明確に定義する文書。 プロジェクトの名称、種類、リーダー、イノベーション擁護者、方法、イノベーションの程度。ビジネスケースでビジネスの理由や全社戦略との生合成を述べる。ジョブステートメントで片付けるべきジョブを状況対象動詞でシンプルに表現する。顧客を特定する。満たされない結果期待を述べる、状況行動対象尺度方向を用いる。競合するソリューション、検証すべき想定対象、財務への影響、マイルストーンとタイムライン、プロジェクトへの投資額、チーム。 ・アイデアを発見する。ギャップを埋める現実的なアイデアを考案すること。潜在的なブレインパワーを活用して創造プロセスを加速させる。 ・資源の最適化。利用できる資源は全て使う。物質資源、時間資源、情報資源、場の資源、空間資源、機能資源。分析した資源からアイデアを導く ・機能分析。システムを詳細に調べる。機能モデル(機能図)を作成する。主要な機能を一覧にし、その機能と望ましい望ましくないを整理する。そしてその機能が必要かどうかを考え、自分でできないか?他の資源でできないか?といったことを考えつつ、トリミングの候補を探し、アイデアを形作っていく。 ・クリエイティブチャレンジ。ERAの観点からアイデアを模索する。Eliminate取り除く。Reason理由は何か。Alternative現在の代替手段はあるか。 ・コンセプトツリー。ジョブを特定した上で、アイデアをリストアップする。そして、そのアイデアについてのコンセプトをあぶり出す。その上でコンセプトについて再度アイデア出しを行い、またコンセプトを・・と繰り返しつつアイデアを発散させていく方法。 ・挑発して動かす。今の現実を言語化し、それに対して挑発的な思考を当てていく。否定、逆転、誇張、夢。 ・強制連想法。他業界のソリューションに注目する。問題を特定し、中核的機能を抽象化し、他業界のソリューションをあて、適用可能性を模索する。 ・設計を作り上げる。アイデアを実行可能なモデルに変えていくこと。 ・片付けるべきジョブと結果期待を決定し、機能要件に変換する。 それをさらに設計パラメータに変換し、プロセス変数へのマッピングを行う、。 ・イノベーションを証明する。新しいソリューションの実行可能性を高め、試し、立証する。 ・SIPOCマップ supplier input process output custmerはプロセスマップ。イノベーション製品の生産と顧客への提供を計画するかについて理解を共有する必要があるときに用いる。 ・コンジョイント分析。属性の最善の組合せを決定するのに用いる。 Posted by ブクログ 世界を動かした21の演説 ― あなたにとって「正しいこと」とは何か クリス・アボット / 清川幸美 マーティン・ルーサー・キング、マハトマ・ガンジー、チャーチルといった有名な演説だけではなく、ビンラディン、死刑囚などの演説。ブッシュやサッチャーの戦争を正当化する演説。などなど、よくも悪くも、現在の世界を形成してきたインパクトのある演説を21本収録している。 もちろん、演説だけでなく、解説もとて...続きを読むも明快である。 たまたま、この本で、ビンラディンの演説を読んだ翌日に米軍がビンラディンを殺害したという報道を接する事になり、とても複雑な感じがした。 とうのは、ビンラディンの演説を読むと、そこには、ある種の正義、納得性があるのだ。 そして、そべての演説、例えば、人種差別的な移民排除の演説であれ、戦争を擁護する演説であれ、どれも説得力があるのだ。 言葉のパワーを再認識した。 言葉は無力なものに思われるかもしれないが、言葉はやはり世界を形成しているのだ。 と思うと、日本におけるリーダーの言説のレベルの低さにどっと疲れを感じてしまう。 が、こうした言葉のレベルの低さというものが、やはり現在の日本を形成しているものだと思う。 謙遜や他人への配慮で、何を言っているのか分からない言説を見直して、もっと自分の考えをストレートに語るということが大切だなー、と思った。 もちろん、強い言葉を使うときの責任、リスクを踏まえながら。。。。 Posted by ブクログ 発想を事業化するイノベーション・ツールキット ―― 機会の特定から実現性の証明まで デヴィッド・シルバースタイン / フィリップ・サミュエル / ニール・デカーロ / 野村恭彦 / 清川幸美 良著。近年のデザイン・シンキングの個別手法・手順が細かく書いてある。ユーザー解決したい課題(JTBD)定義から始まり、結果期待・測定指標定義をし、発想技法のコンセプトーアイデアー技術・プロセスープロト評価ー結果管理まで書いてある。何度も閲覧できるよう電子書籍化、いつでも使えるよう書式やツールをキット...続きを読む化しよう。 Posted by ブクログ 善意で貧困はなくせるのか?――貧乏人の行動経済学 ディーン・カーラン / ジェイコブ・アペル / 清川幸美 / 澤田康幸 タイトルへの答えを言えば、”No”だろう。ビジネスの世界では、これから導入しようとする戦略などがどれほど有効か、効果があるのかよく吟味した上で実行されるが、開発の世界となるととにかくいいことだからやってみるということが多く、それでは本当に効果のある開発は行えないと指摘する。また、貧困国にくらす彼らも...続きを読む我々と同じ人間であり、マーケティングや心理学的な考え方をしなければならないということがよくわかった。新開発経済学3部作のほかの2作も読むことにする。 Posted by ブクログ 清川幸美のレビューをもっと見る