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たとえば、身体の前側と後ろ側どちらにたくさん意識がありますか?
ほとんどの人は前側に意識があっても、後ろ側は意識が希薄です。つまりセンサーの働きが悪いということです。
センサーの働きが悪いと、そこが身体の一部であるという認識が薄くなり、動きが悪くなり固まります。
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資格条に注
...続きを読む意を向けると、身体は前重心になり、聴覚情報に注意を向けていると、後ろ重心になり身体がリラックスする傾向があることが経験的に知られています。
(耳の四方向)
(耳をひっぱって呼吸をすると)みぞおちを含む肋骨下部が呼吸と共に広がって自由になるのが感じられると思います。
お尻と脚の3点をつかって座る。
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身体にとってなにか必要があるから、痛みという感覚を起こしているのです。
これをあえて無視しようとすることはないのです。
問題は、その事で、身体の他の部分から痛みのある部分を切り離してしまうことであり、全体のつながりがあれば、身体は居心地よくいられるように自己調整してくれます。
P124
<目を楽に使う方法>
本を見つつも回りも見る
視野を広くしてパソコンが面を見る
特にも時を見る場合は速読効果もあり、姿勢も楽になり、情報を受けとるパフォーマンスも向上するので一石二鳥です。
視覚野を意識した「トンボの目」、姿勢もよくなり、作業効率も上がる
キーボードと指の間に柔らかいシートのようなものが挟まっている
「薄皮一枚」間隔で皮膚感覚が活性化している
「音を受けとるように耳を使う」
発声時に鼻に息が通り、蝶ケイこつの動きのバランスがよくなると、脳の活性度が適切になり頭が起きた状態になるので、きちんと話ができるのです。
人と向き合うときに安心していられる身体になるには「おへそセンサー」を使います。具体的にいうと、「自分のおへそと相手のおへそが繋がっているような感覚を持つ」ことです。
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大事なのは、「心技体」を揃えるのに必要なのは、生まれ持った才能や長い時間をかけた日々の鍛練ではないということです。その3つの部分に「意識を持つ」意図があるかどうかの問題なのです。
多くの仕事を同時にか変えると、あれもこれもしなければと圧倒されて頭が混乱して、ただでさえ忙しいのに仕事の効率が落ちて困ることがあります。この状態から脱するには、、すべての仕事にたいして距離感を持つことです。
たとえば、5つの仕事があるとすれば、それらを全部並べてみてそれぞれに距離感の棒を意識します。
距離感の棒が増えるほど、自分の中心が定まって余計な思考などはいる余地がない状態になるので、冷静に5つの仕事を見ることができます。