多木浩二の作品一覧

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ユーザーレビュー

  • スポーツを考える ――身体・資本・ナショナリズム
     
     スポーツを本質的に理解できる書籍。主に感じたことは二つ。「スポーツの本質を理解できる唯一の本」と「それを書いた著者がスポーツの研究を主な活動にしていないこと」である。
     
     スポーツを学ぶ人は必須の本。よって、ほとんどのスポーツに関わる研究者が推薦本としてあげている。

    エリアスの記述やスポー...続きを読む
  • スポーツを考える ――身体・資本・ナショナリズム
    近代化によってスポーツが誕生した歴史を振り返りながら、記号論を頼りにスポーツを捉え直す試みだと読んだ。
    一部読み切れなかった部分(主に身体についての章)もあったが、大衆、性差、ナショナリズム、資本主義とスポーツの関係についてとても面白く読んだ。
    ただ、多木があとがきで白状している通り、「問題提起以上...続きを読む
  • スポーツを考える ――身体・資本・ナショナリズム
    スポーツというものは何か。その根本を考える上で大変役に立った。
    オリンピック創成期、このころのジェンダー、目的や大切とされていたもの、そしてアリエスの金言など当時の歴史背景も考慮しつつ、
    現代のスポーツ観に焦点を当て書かれている。
    私のようなスポーツ学科生は一度読んでみると良いと思う。
  • スポーツを考える ――身体・資本・ナショナリズム
    [ 内容 ]
    近代スポーツはなぜ誕生したのか?
    スペクタクルの秘密は何か?
    どうして高度資本主義のモデルになったのか?
    スポーツと現代社会の謎を解く異色の思想書。

    [ 目次 ]
    序章 方法としてのスポーツ
    第1章 近代スポーツはなぜイギリスで生じたか
    第2章 近代オリンピックの政治学
    第3章 スポ...続きを読む
  • スポーツを考える ――身体・資本・ナショナリズム
    現代社会において、スポーツが政治的な力学のなかで読み解かれるべき対象であることを、さまざまな事例とともに論じている本です。

    イギリスにおけるスポーツマンシップの形成と、スポーツがアメリカナイズされていく過程をたどり、国家や資本主義との結びつきのなかでスポーツが現代社会においてその特有の位置づけを獲...続きを読む

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