ポップス歌手の耐えられない軽さ

ポップス歌手の耐えられない軽さ

2,400円 (税込)

12pt

曲が書けないほど 全力で書いちゃったよ……(涙)。
マイクをペンに持ちかえて、不埒に、真面目に、時に感傷的に。
時は図らずもコロナ禍という非常事態、
「週刊文春」というステージで綴られた全66篇 “魂”のエッセイ!!

サザンオールスターズのリーダーにして日本の音楽シーンの先頭を走り続ける桑田佳祐が、「頭もアソコも元気なうちに、言いたいことを言っておきたい!」という想いを出発点に、「週刊文春」で2020年1月から2021年4月にかけて連載したエッセイを一冊に結集!
これまで音楽のこと以外はほとんど語ってこなかった桑田が初めて明かす、自身の原点や現代の世相への思い。そこには故郷・茅ヶ崎での少年時代や家族との絆、サザンが結成された青山学院時代の思い出、プロレスやボウリングへの愛、さらに「自主規制」がはびこる日本の現状への憂いや、60代となってからの「人生の目標」などが率直に綴られています。
もちろん音楽についても、自身のサウンドに大きな影響を与えたザ・ビートルズやエリック・クラプトン、ボブ・ディランらへの畏敬の念や、佐野元春や内田裕也、沢田研二、尾崎紀世彦など敬愛する日本のミュージシャンたちへの賛歌、サザンのメンバーやサポートスタッフへの感謝の想い、そしてコロナ下で行った無観客ライブの裏話など、桑田、サザンファンならずとも興味深い話題が満載です。
書籍化にあたって大幅な加筆&推敲を施し、さらに秘蔵カットも掲載!
“ポップス歌手”桑田佳祐が「言葉」として残しておきたかったテーマを全身全霊、縦横無尽、天衣無縫に書き尽くした全432ページ、永久保存版の一冊です!

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ポップス歌手の耐えられない軽さ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    歌詞が好きで小さい頃から聴いていたが、色々な視点があるからこそ。洋楽や歌謡曲も、ラジオ番組を聴かなければ興味を持たなかったと思う。

    当時の狙いなども赤裸々に綴っているし、音楽史として、音楽批評家の本よりも楽しく読める。いわゆふ通向けの音楽をかじっても、長くいつまでもとなると、サザンを聴いてしまう。

    0
    2022年05月13日

    Posted by ブクログ

    桑田さんが2020年から1年半、週刊文春に連載したエッセイ。生い立ちから、学生時代、デビューの頃、愛する昭和歌謡、洋楽、音楽界、そしてコロナ禍での生活について、おどけた調子ながら、その奥には桑田さんの自由で前向き、優しく厳しく、それでいてちょいとシャイな生き方が見えてくるようです。

    サザンのデビュ

    0
    2022年04月11日

    Posted by ブクログ

    桑田佳祐氏の著作は全て読んでいると思います。

    「ただの歌詞じゃねえかこんなもん」の2冊や
    確か週刊プレイボーイで連載されていたエッセ
    イをまとめた「ケースケランド」。

    いずれもこれらの著作では自身の歌詞へ込めた
    思いや、その時代の音楽とサザンオールスター
    ズの立ち位置を語る内容であったと記憶して

    0
    2022年03月09日

    Posted by ブクログ

    これは、"桑田佳祐の歴史"だ。
    桑田さんの全てが詰まっていると言っても過言ではない。
    人生、音楽のルーツ。
    400ページ以上あって、読み応えもある。
    読んでいると、桑田さんの声で脳内再生される。
    綿々と、音楽の先達の血を受け継いでいるというのはまさにそうで、桑田さんの曲は昔どこか

    0
    2022年02月17日

    Posted by ブクログ

    やっぱり、毎週チビチビと読むのに適している。

    それは耐えられない軽さなのか

    あるいは桑田節の濃さなのか。

    後書き前、425ページの桑田佳祐の顔、表情は良いね。

    満足感が素直に、嫌味なく出ている。

    なこなかよく出来た人なのだ。

    後書きも必読だ。

    あとがき
    「女房の日記」
    Yoko Har

    0
    2022年07月09日

    Posted by ブクログ

    桑田佳祐の斜に構えない自然体の語りが心地良い。先ず巻頭から下ネタ満載で毒気に当てられる。サザンというバンド名や『勝手にシンドバッド』という曲名の由来のいい加減さ、イントロをスティービー・ワンダーの 『Another Star』から拝借した話など、躊躇なく明かす。とはいえ、「アーティスト」の濫用に「い

    0
    2022年01月31日

    Posted by ブクログ

    桑田さんじゃなけりゃ、読みにくかった。
    でも、桑田さんだから。
    しかも、インタビュー形式でもなさそうだし。
    必要以上に腰が低すぎる。
    それがイイんでしょうね。
    でも、
    若い時のほうがもっと尖ってた文章でした。
    ま、そりゃそうか笑

    0
    2023年03月19日

    Posted by ブクログ

    3.5 サザンフロントマン桑田佳祐が書いたエッセイ集。音楽的背景がよくわかって、思わず楽曲が聞きたくなる。65歳で売れてるロックミュージシャンはあまりいない。人生の成功はかねだけではないが、よくわかる。

    0
    2022年12月17日

    Posted by ブクログ

    桑田さんらしいライトな書き振り。しかも、確かな音楽の造詣に裏打ちされていることは感じられる。でも、若い頃書いていた「ロックの子」なんかの方が面白かったような気がする。桑田さんも、年取って柔らかくなったのかなあ。

    0
    2022年04月11日

    Posted by ブクログ

    桑田さんのまとまった文章を読むのは初めてですが、エッセイという形になっても、その文章が「紛れもなく桑田佳祐の言葉」というカラーをはっきりと持っていることにまず圧倒されます。

    過去にサザンのライブを観たことがありますが、とにかく「目の前の相手を楽しませる」ということにかける本気さに感動しました。音楽

    0
    2021年12月27日

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