作品一覧

  • 世界は経営でできている
    4.0
    1巻935円 (税込)
    なぜ組織の上層部ほど無能だらけになるのか? 張り紙が増えると事故も増える理由とは? 飲み残しを置き忘れる夫は経営が下手? 仕事から家庭、恋愛、勉強、老後、科学、歴史まで、 人生がうまくいかないのには理由があった! 人生に不可欠であり、一見経営と無関係なことに経営を見出すことで、世界の見方がガラリと変わる! 東大初の経営学博士が明かす「一生モノの思考法」 【本書の主張】 1 本当は誰もが人生を経営しているのにそれに気付く人は少ない。 2 誤った経営概念によって人生に不条理と不合理がもたらされ続けている。 3 誰もが本来の経営概念に立ち返らないと個人も社会も豊かになれない。 「結論を先取りすれば、本来の経営は『価値創造(=他者と自分を同時に幸せにすること)という究極の目的に向かい、中間目標と手段の本質・意義・有効性を問い直し、究極の目的の実現を妨げる対立を解消して、豊かな共同体を創り上げること』だ。 この経営概念の下では誰もが人生を経営する当事者となる。 幸せを求めない人間も、生まれてから死ぬまで一切他者と関わらない人間も存在しないからだ。他者から何かを奪って自分だけが幸せになることも、自分を疲弊させながら他者のために生きるのも、どちらも間違いである。『倫』理的な間違いではなく『論』理的な間違いだ」――「はじめに:日常は経営でできている」より
  • 日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか~増補改訂版『日本“式”経営の逆襲』~
    4.3
    かつての日本企業が抱いていた「お金より人が大事」という考え方は決して理想主義ではなく、実利に適ったものであり、それこそがビジネスを繫栄に導く強みであった。しかし、日本企業はいつしか人より金に走り、アメリカ式の経営を表層的に真似し、低生産性と低賃金の低空飛行に陥った。どうすれば、この「負のスパイラル」を抜け出せるのか? 東大史上初の経営学博士にして平成生まれの慶大准教授が放つ、渾身の日本企業再生論。
  • 13歳からの経営の教科書 「ビジネス」と「生き抜く力」を学べる青春物語
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    物語を通して楽しく学べる「ビジネス」と「生き抜く力」! (あらすじ) 中学校の図書室に忘れ置かれた不思議な『みんなの経営の教科書』と出会い、 ヒロトは仲間と共に社会の課題に向き合う――。 “人は誰でも自分の人生を経営している。だから、すべての人にとって経営は必要不可欠” という強い思いから、中学生から社会人までが楽しめる物語形式で書き下ろされた、 これからの時代に必要なビジネス素養が身に付く本。 ※本書は前から物語、後ろから“教科書”を読むことができます 【目次】 第一章 不思議な教科書 第二章 ぼくたちの放課後ビジネス 第三章 私たち、株式会社はじめます 第四章 俺たちの合言葉は「なんでも、どこでも!」 第五章 ワタシたち「ゴミ買います!」 放課後株式会社の奇策 第六章 放課後株式会社、乗っ取りの危機 第七章 伝説の経営者登場 あとがき 『みんなの経営の教科書』  基礎編  中級編  応用編 この物語はフィクションであり、登場人物、団体名等は架空のものです。
  • 日本“式”経営の逆襲
    3.7
    1巻1,980円 (税込)
    リーンもアジャイルも源流はすべて日本。アマゾン創業者のジェフ・ベゾスは実はカイゼンの熱烈な信奉者――日本の経営技術は優れているのに、どうして「アメリカはすごい!」となってしまうのか? 「日本総悲観論」の真贋と、コンセプト化に弱かった日本の反省すべき点を明らかにする。  本書は、古き良き日本の素晴らしさを語って、現実の厳しさを忘れようとするものではない。すなわち、日本企業の素晴らしさを一方的に語ることを目的にしてはいない。もちろん日本企業は最近いわれるほど遅れてはいないし、遅れているとばかり認識する弊害も多い。しかしその一方で、日本の産官学が反省すべき点は確実にある。  ひとつには「コンセプト化」に阻害要因が存在してきたという弱みである。  日本の産官学が持つこれらの弱みがいかなるデメリットを生んだのか、またこうした弱みを克服することでどのような実際的なメリットがあるのか、日本の産官学の反省点は何か、については本書の後半で詳細に考えていく。  コンセプト化・パッケージ化が弱かったのは日本企業だけではなく、著者を含めた研究者や、日本政府も同様である。ようするに日本の産官学全体の問題であった。この点も、現状で思いつく限りの処方箋らしきものを本書において探索していく。本書は、こうした反省によって未来を切り開こうとする、未来志向の本である。
  • 世界は経営でできている

    Posted by ブクログ

    面白かった。でも経営系の本を読む人はこういう内容を求めていなさそう。語り口が小田嶋隆を彷彿とさせる。

    0
    2024年05月19日
  • 世界は経営でできている

    Posted by ブクログ

    経営とは、価値創造という究極の目的に向かい、豊かな共同体を創り上げること。
    短期的な利益ばかり囚われていると、価値や資源は有限だと錯覚し奪い合い、長期的な目的はなにかを考える事で価値は無限に生まれる。
    堅苦しいビジネス本かと思って読み始めたが、とてもわかりやすい。
    どの世代でもこの本で書かれている「経営」の考え方は役に立つと思う。

    0
    2024年04月30日
  • 世界は経営でできている

    Posted by ブクログ

    価値無限思考でとても前向きな気持ちになりました。本筋の文章はとてもよいのですが、ウケ狙いのようなダジャレ的な部分が個人的には耐え難かったです。

    0
    2024年04月23日
  • 世界は経営でできている

    Posted by ブクログ

    この本で言う経営とは、何かテクニックのようなものではなく、本来の目的を忘れるべからず、つまり人は他人と関わって生きる以上、何かを人から奪い取るのではなく価値を想像して共に生きるべきと言う、至極もっともな事を違うテーマを通して繰り返し述べています。
    各章をだらだらと読んでしまうと、要するに同じような話が違うテーマで語られているだけに感じられて飽きてきてしまうかもしれません。
    しかしこの本の各章の話は、多くの人にとって心当たりのある話でなないかと思います。
    この本は、本来の目的を達成出来ない手段は意味がないばかりでなく、むしろ悪影響と言う残念な事実を改めて気付かせてくれました。

    0
    2024年04月16日
  • 日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか~増補改訂版『日本“式”経営の逆襲』~

    Posted by ブクログ

    同じ表現を繰り返しがちなのが読んでいて少しくどかったものの、とても興味深い内容でした。経営の巧拙で天国と地獄ということは異論の余地はあまりないと思いますが、その巧拙の解釈や、どんなものさしで評価するか、材料とヒントがたくさんありました。学術的な知識がなくても読めるのが新書の良いところですね。自分の所属する組織を少し客観的に分析するポイントも得ることができると思います。筆者は平成生まれ。これからも良い研究と発信を期待したいです!

    0
    2024年04月16日

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