ウィリアム・イースタリーの作品一覧

「ウィリアム・イースタリー」の「傲慢な援助」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 傲慢な援助
    4.4
    1巻3,740円 (税込)
    貧困には(1)極端な貧困が存在する悲劇と(2)先進国の援助が現地に届いていない悲劇がある。本書は第2の悲劇を検証し、現地の人の生活を本当に改善する新しい援助の形を模索する。
  • 傲慢な援助

    Posted by ブクログ

    傲慢な援助。ウィリアム・イースタリー先生の著書。貧困国、貧困状態にある貧しい人たちへの援助は正しいやり方でしないと何の問題解決にもつながらないし、自分勝手で自己中心的な傲慢な自己満足、傲慢な援助にしかならない。せっかくの援助が、単なる傲慢な自己満足、傲慢な援助に終わらないためにするべきことをきちんとしないと。

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    2019年07月19日
  • 傲慢な援助

    Posted by ブクログ

    「人はインセンティブに反応する」という基本原則に沿った論になっている。過去の援助について、明解に失敗の原因を分析している。さらにMDGsもその延長線上にあるとし、そのディレクターでもあるサックスを批判しているが、これも説得力がある。MDGsを批判的、客観的に見るためにも有用。共同責任から各々特化した個別課題について責任を持てば成果も上がりやすい、そのようなサーチャーが援助の主役になるべきなのはごもっともだけど、そのサーチャーにどう資金を分配するかはプランナーが決めるしかないんじゃないかと思う。
    サーチャーとプランナー、これプロフェッショナルとジェネラリストの議論よね。ジェネラリストがG8とかで

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    2012年10月07日
  • 傲慢な援助

    Posted by ブクログ

    「人はインセンティブに反応する」という基本原則に沿った論になっている。過去の援助について、明解に失敗の原因を分析している。さらにMDGsもその延長線上にあるとし、そのディレクターでもあるサックスを批判しているが、これも説得力がある。MDGsを批判的、客観的に見るためにも有用。共同責任から各々特化した個別課題について責任を持てば成果も上がりやすい、そのようなサーチャーが援助の主役になるべきなのはごもっともだけど、そのサーチャーにどう資金を分配するかはプランナーが決めるしかないんじゃないかと思う。
    サーチャーとプランナー、これプロフェッショナルとジェネラリストの議論よね。ジェネラリストがG8とかで

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    2012年06月27日
  • 傲慢な援助

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     本書全体を通じて、プランナーとサーチャーという立場が比較軸として語られる。
     プランナーとは、援助対象から離れた場所で、大所高所に立ち、課題の理想的な解決が可能だと考えている援助者のこと。サーチャーとは、援助対象のすぐそばにいて、全ての課題を解決することは不可能だが、今よりも少しだけ物事を良くするためには何をすれば良いかが分かっている援助者を指している。
     ちなみに、国連や世界銀行、先進国からの援助などは大部分がプランナーに属する。

     なぜこのような比較軸が成立するのか。それは、プランナーによる援助が、ほとんど事態改善の役に立たないという悲しい現実があるからなのだ。
     プランナーからの援助

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    2012年01月26日
  • 傲慢な援助

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ”自分がしたいと思っても、できないことはできない。自分ができることをせよ”byレオナルドダヴィンチ

    「白人の責務」を掲げるプランナーと貧しい人々を助けるコベル具体的なやり方を探そうとするサーチャーの対比。フィードバックとアカウンタビリティ。

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    2011年10月30日

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