堀内静子の作品一覧
「堀内静子」の「24人のビリー・ミリガン〔新版〕」「ABC殺人事件」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「堀内静子」の「24人のビリー・ミリガン〔新版〕」「ABC殺人事件」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
クリスティの中期頃の作品。エルキュール・ポアロシリーズ。
言わずも知れた超有名作品。
wikiにもあらすじと称して、根幹であるネタと犯人まで全て記載されているほど笑
幸いにも今までネタバレを避けてこれたのだが、流石に読んでみようかと。実はクリスティはいつでも買えるし読めると思いほとんど未読で、ポアロ作品も今回が初。
限られた地域での事件ではなく、無差別に、イギリス全土でルールに従い起こる殺人事件。クリスティの作品では非常に珍しいのだと思う。トリックも、噂に違わず凄かった。今日まで派生系は多くあるけど、その元祖だと言われる理由も納得。
古さはあるけど、古典というほどの読み辛さや違和感があ
Posted by ブクログ
あまりに華麗なトリックである為に、記憶を無くしてもう一度楽しみたいミステリーというのは世界中に幾らでも存在するだろうけど、その筆頭に名を連ねるかもしれないのが本作だね
ポアロに届く挑戦状、そしてABC順に次々殺される被害者。通常の殺人事件とは全く異なる論理で進展する事件はあまりにも刺激的。最後に待ち受けるどんでん返しも素晴らしいが為に、本作のネタバレもミステリ関連の先入観も全て無くしてもう一度騙されたい翻弄されたいと思ってしまう、そんな素晴らしい逸品。
何らかの法則によって殺人が行われるというのは、ミステリにおいて頻繁に見られるようになった手法ではあるけれど、それを最も効率的そして劇的に成
Posted by ブクログ
いま見ているスーシェ版ポワロで「ABC殺人事件」があるので、およそ10年ぶりに再読。
いやはや、面白い!たいへんにエンタメ的な作品だと感じます。
ポワロに予告状が届き、Aのつく町でAのつく名前の人物が殺される。そして次はBの町で――。
不謹慎にもワクワクしてしまうこの設定に、ページをめくる手が止まらない。またこのハヤカワ版は翻訳も違和感が少なく、それもあって一気読みしてしまった。
クリスティーといえば『そして誰もいなくなった』が一番好きなのだけど、これはまた違ったベクトルで面白い。
本命の殺人を隠すために連続殺人に見せかける、というのは今ではよくある手だけども、この時代にここまで完成されてい