Kaoさんのレビュー一覧
レビュアー
-
ネタバレ 購入済み
リュムディナへ
竜との交流使節として辺境伯夫妻はカーヤ姫の国リュムディナへ行くことに。
リュムディナの竜は人間を信用せず姿を見せないため、ルイスも打開策として青の派遣を求めていた。
海を渡らねばならないため、海が苦手な青は特訓。
リュムディナでは竜の繁殖地を見つけるが、密猟が絶えず安全とはいえないねぐらに竜たちは困っていた。
密猟された卵を諦めずに取り戻そうと竜の長老を説得し捜索することに。
卵から孵っていた赤ちゃん竜を見つけ密猟者たちを捕縛。
卵が戻ったことと青の絶対的なメリッサへの信頼がリュムディナの竜たちの人間への不信感を払拭。
卵の中からでも外の様子が聞こえるので、密猟され不安で怖がっているに違いない -
ネタバレ 購入済み
琥珀の小剣いい仕事しました
青の親竜の遺骸を回収し鱗が欠けていないかの地道な作業をする中、琥珀の小剣がルイスのお嫁さんにと他国の身分の高そうなお姫様を攫ってきてしまう。
泡を食う竜騎士。
肝を潰すルイスには悪いですが、よくやったとワクワクしにまにまと笑ってしまいました。
目覚めた姫は騒ぐこともなく竜を怖がることもない。
言葉が通じないながらも交流を深めるメリッサ。
姫の乗っていた船の船長が婚約者だと主張して迎えに来るも、姫はひどく怯え、竜たちも異常な警戒を見せ、信用できない。
その男は密猟団と深く関わりのある悪党だった。
竜がお姫様を攫ってきてしまったことに頭を抱えていたルイスだったが、なんとむしろ姫は助けられていたとい -
ネタバレ 購入済み
王としての青
何日も動かず様子のおかしい青。
密猟団に奪われていた青の親竜の鱗が加工され他国で宝石として出回っていた。
呪いの鱗は小さく切り刻まれることで呪いが増幅しており、白より下位の竜を狂わせてしまうため竜騎士隊も軽々しく動けない。
青はみんなを守るため鱗の気配を追い単独で動き出す。
ヒューバート、メリッサも散り散りになった鱗の捜索と回収に乗り出す。
自分の怒りよりも王として動いていた青も親竜の鱗との体面では涙が。
竜に関する国家間の取り決めについて堂々と他国の王と渡り合うヒューバートが頼もしかった。
文章にまどろっこしさを感じるのでもう少しすっきり読みやすいと良いなと思いました。 -
ネタバレ 購入済み
結婚式前にドタバタ
キヌート国のお騒がせ王女による赤い竜騒動。
赤い竜なんているのかというところからはじまり、キヌートの外交官ローレンス再登場。
前回鼻持ちならなかった彼ですが今回は気の毒な立場でかなり振り回されていてざまあな役どころ。ヒューバート母との絡みにドキドキしました。
ヒューバート母かっこいい。
赤い子の境遇が切なく心が痛みました。
自己中王女の言動にむかっ腹、憎まれ役として見事。
謎の檻にメリッサまで閉じ込められてしまう事件でどうなることかと思いましたが、良い方に転がって良かったです。
結婚式無事に迎えられるのかという大騒動でした。
竜に囲まれた竜に見守られた竜ファーストの結婚式。
王様からの結婚祝 -
ネタバレ 購入済み
青活躍
辺境伯領と関係の深いリッテアを青の竜を連れて訪れるメリッサとヒューバート。
大切に保管されていたリッテアの街を守護する先の青の竜の鱗がすり替えられていたことがわかり、鱗を探すことに。
捜索の際、白だけでなく青も少しだけヒューバートに繋がって勝手に力を乗せたためにヒューバートに過剰な負担が。
絆に手を出されて怒る白の女王は青と喧嘩するも、メリッサを守るためと言われ渋々矛をおさめる。
白の女王とヒューバートの絆にもやっと嫉妬するメリッサ。
ヒューバートの体を通して竜も竜の目で一緒にものを見ていたとは絆はすごい同調ですね。
竜を怖がりながらも竜に慣れなければと頑張るメリッサと同い年のリッテアの領主夫 -
購入済み
面白さに目が離せない
羅半兄いい! さすが。
羅半兄の恋路も相手が相手だけに前途多難そうですが、面白くなりそう。
卯と辰の一族のしこりも羅の異才たちの手に掛かればあっさりと。
割れた翡翠の牌の片割れも出てくるし、華佗の書まで。
馬閃と里樹、不器用なこの2人は応援したくなります。
本人たちの知らないところでの周りからの後押しが感じられてなんだかいい流れ。
初登場の卯の捻くれ者に雀さんが目をつけたところで次巻へ。
飄々とした天佑、抜け目のない羅半、善人代表農民羅半兄、変人羅漢、相変わらずの雀さん、熊男馬閃、新たに登場した卯純など、個性の濃過ぎるキャラクターたちが生き生きと描かれて今回も楽しませてもらいました。 -
-
ネタバレ 購入済み
竜との交流が素敵
ヒューバート15歳、主人公5歳、そのときにもう白の女王の祝福を受けていたというのが素敵。
しかしヒューバートのお兄さん、悲劇の人ですね、かわいそうすぎる。
辺境伯家跡取り(兄)の死による騎竜隊隊長(弟)の退役、帰郷先では兄の婚約者エレノアが居座り、白の女王も死んだ兄の竜の卵から離れられず、卵が孵るもなんと青の王竜で、竜の密猟団の絡んだ主人公の誘拐、、とヒューバートは次々苦労が絶えません。
竜に認められてバッチリ竜騎士の嫁の条件を満たしてしまっている主人公なので、周りの温かい目の中、無事2人の気持ちも通じ合い。
めでたく一巻は終了。 -
購入済み
気まぐれ火竜トゥレラにふりまわされましたがそのおかげでお互いの初恋に再会できたお話。
人の良い黒竜と聖女見習い2人のやりとりが甘酸っぱい。
それにしてもトゥレラ訳わからなさすぎ。
挿絵良かったです。 -
購入済み
痛快
何も無いところから富を生み出す錬金術師として父から英才教育されてきた主人公。
その有能ぶりが逆境で遺憾なく発揮され、逞しさが格好良く気持ちよいです。
閣下も国を富ませる手腕を持つ彼女を手放したくなくなることでしょう。
周りの人と手を携えて豊かになっていける才能溢れる彼女ならきっと強欲な王妃をギャフンと言わせること間違いなし。
2巻が楽しみ。
-
-
ネタバレ 購入済み
ラシードでクロエのお父さまとお母さまの驚きの真相がわかり、ラシードを救うため悪魔と対決することに。
愛しい人を救いたい気持ちが悪魔を呼び込んでしまい破滅してしまったサリムやシェシフが哀れ。
クロエの恩人ナタリアはラシードの人なんだろうなと予想してましたが、攫われて危機一髪のクロエをまたまた救ってくれました。
ナタリアのキャラが濃くて笑える。
ラシードもエライザまでも救いクロエの味方が増え、帰国したら飛竜温泉造りと楽しみもありつつ、ディスティアナ皇国オズワルド帝の魔の手が。
サマエル以外のあと2人の悪魔もこれから出てくるのでしょうか。
無愛想なジュリアスのクロエへのぶっきらぼうなやきもち、レ -
-
ネタバレ 購入済み
隣国の王女さまグリセルダとその聖獣騎士カナンが来るもその対応で忙しくなるサイラスに会えなくなるミュリエル。
甘やかされまん丸になったギオが聖獣達とサイラスの訓練でしぼられる中、リーンの研究用に育てていた菱の実を盗み食いし暴走。
ギオの俺様キャラが際立ちます。
菱の実の効用も判明。
身分差のあるグリセルダとカナンは結婚を認めてもらうための成果も得て無事帰国。
奥手なミュリエルが今回は大きく進歩。
個性豊かな聖獣達との癒されるやりとり、ほのぼのラブラブなところが良いですが、一方でだらだらとして読みにくく感じるところも。
もう少し文章が簡潔に読みやすくなるといいなぁ。
-
-
購入済み
ちょっとずつ気持ちに変化が
ノーマに後押しされ、今後の勉強になるからとガウェインと旅に行くことに。
旅先で謎解きに巻き込まれるアリス。
アリスの植物の知識を活かした推理が冴え渡ります。
自分の気持ちに素直になれない、気づきたくないから余計に鈍いアリスですが、ガウェインの活躍ぶりに気持ちに変化が。
ガウェイン、いい男ですね。
まだまだ距離の縮まらない2人。3巻へ持ち越しです。 -
-
購入済み
3巻目に入るあたりからようやくシャーロットやセリアンについての諸々が明らかになります。
セリアンの有能さが素敵。
個性的なサロンのつながり、王女さま、出てくるキャラが魅力的でした。
セリアンのお兄さまの趣味も意外性ありまくりで笑えました。
ヤン司祭、個性的でキャラが立っていい働きしてましたが、彼の秘密は結局なんだったのか気になりました。
-
-
購入済み
なんで造花なのかと思ったら、なるほどー。
心の動きを細やかに追って描写されていて良かったです。
結ばれた後の親代わりだったお兄ちゃんや婚約者候補の女の子の反応も読みたかったです。
-
-
購入済み
校正していないのでしょうか?
平気→兵器? 一長一短→一朝一夕? など文脈で判断しましたが、校正が甘いですね。
お話はあっさりと読みやすく良かったです。 -
-
購入済み
文章が長いのかまわりくどいのかわかりづらく、理解するのに前後を読み返して読む必要があります。 文章をもう少し練ってすっきりさせて読みやすくしてほしいです。