【感想・ネタバレ】新米錬金術師の店舗経営06 弟子ができちゃった!?のレビュー

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サラサは女の子!

前巻の伏線通り、サラサの身の周りは色々変化しました。が、結果タイトルからまた離れた気がします。4巻程酷くはないのですが、この巻で行った仕事は“店長”としての仕事ではないと思います。読み応えはあったので、面白くなかった訳では無いです。断言します。
私が今巻で最も違和感を持ったのが、サラサのスペックや学生時代についていじられている点ですね。私自身から見れば、彼女が造ってきた錬金品(1から6まで総合して)はすごい物もありましたが、広い視野で評価するなら、今は中の上くらい。戦闘力も一般的な女性キャラの2,3回り強いくらいの感覚で見てみます。解りやすく言うなら、この巻時のサラサが…例えば、鬼滅〇刃とかに出張出演した場合、妹さんの鬼化を完治する薬は造れないでしょうし、幹部クラスの鬼も単独では倒せないと思います。なのに周りが…「あなたは普通じゃない」的な感じにヨイショしている点が共感できませんでした。加えて、この普通じゃない力を実らせたのは質実剛健だった学生時代が土台になっているというのに、それを「もっと青春した方が良かったんじゃない?」的な感じにツッコまれているもなんか…矛盾しているように感じました。これまでの下積み時代が険しかったからこそ、今現在、当時手に入れられなかった幸せをちょっとずつ集める日々を送っている。その日々が崩れそうになれば、時として前線に立ち戦う覚悟や勇気がある。そんな一人の女の子である所がサラサの魅力かと、私は思います。
大事な事なので重ねて言いますが、6巻の内容は面白かったです。読み応えもありました。なので、興味があれば読んでください。で、可能であれば、サラサを女の子として見てあげてください。よろしくお願いします。

#笑える #ハッピー #カッコいい

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2022年10月25日

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